風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

空から遺跡を見てみれば・・・

2010年10月24日 | maibun日記


 昨日(2010年10月23日)の土曜日の午後、風土記の丘研修センターで、
「遺跡調査発表会」という催しがありました。
山梨県内で今年上半期に発掘された遺跡の中から、5つの遺跡をピックアップし、
それぞれのご担当の方より調査成果を報告いただくものでした。

 写真は、その一こま。
わがmaibunCのスタッフの報告で使用されたパワーポイント映像の一部です。
空から遺跡を見渡す画像です。
これは足かけ3年に及ぶ調査の状況を納めた複数の空中写真をつなぎ合わせたものですが、
いま建設が進められている国道バイパスの予定路線を調査したことを物語っています。

 遺跡の調査は、公共事業の露払いのようなところがあります。
新しい土地利用のための、土地の改変は、
社会が進展していく上で、避けられないことです。
遺跡は、過去の人びとが進めた土地利用の痕跡ともいえます。
そうしてみてくると、単に露払いといえない、難しさがあります。
バランスよく、じっくりと・・・そんなことを考えされてくれた午後でした。
コメント (2)
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少しだけシモツケの花

2010年10月23日 | 草や木そして花・実


 バラ科シモツケ属の落葉低木、シモツケは5~8月が花の時期ですが、
あまりにも暑かったこの夏、かなり弱った感じでいました。
でも、今の時期になって、少しずつ勢を回復してきたように見受けられます。
そして、少しですが、花もつけています。
冬に向かう今の時期が、初夏の気候と似ているからなのでしょうか。

(撮影:2010.10.22)
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なんてん・れっど

2010年10月22日 | 草や木そして花・実


 銚子塚古墳の南側の園路沿いにナンテンが多く植栽されています。
そのナンテンの実が、ずいぶんと色づいてきました。



 独特の赤です。



 葉っぱも色づいてきました。
実も葉も「なんてん・れっど」です。

(撮影:2010.10.22)
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ちょっとへん

2010年10月21日 | 季節の話題


 わがmaibunCの裏手には、土手状の斜面があります。
基本的に芝張りで、年に何度か芝刈り作業が行われます。
いま、短く刈り込まれたシバの斜面に、ニョキッと現れた植物が見られます。
スイセン? いやいや、この時期にスイセンなど出てきません、当地では。

 正解は、これです(場所は違いますけど)。



 それで、1点目の写真は、そんなに変ではありません。
この2点目が変なのです。
スイセンのような新しい芽がいっぱいに伸びてきていますが、
それに混じって、何か太いネギみたいなのがたくさん見られることが・・・です。



 すでにおわかりかと思いますが、これはヒガンバナです。
赤い花が終わると、花をつけた茎は枯れて、その存在を消してしまうのです。
ヒガンバナの記憶がすっかりなくなる頃、例のニョキニョキが始まるのが、ふつうです。
でも、これなんですよ、この秋は。
風土記の丘の公園の中では、けっこうあちこちに観察されます。

(撮影:2010.10.21)
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赤いものは・・・

2010年10月20日 | 季節の話題


 いま赤いものはなんだろう・・・それは、ドウダンツツジの紅葉



 いま赤いものはなんだろう・・・それは、ウメモドキの実



 いま赤いものはなんだろう・・・それは、サンシュユの実



 いま赤いものはなんだろう・・・それは、マルバルコウソウの花



 いま赤いものはなんだろう・・・それは、イヌタデの花。ちょっと淡いけど「あかまんま」の赤です。



 いま赤いものはなんだろう・・・それは、ボケの花。えっ?

(撮影:2010.10.20)
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たいへんなチョウを見ました

2010年10月19日 | チョウやトンボなど


 ヒラヒラ舞う、少し大型のチョウを見ました。
静止することがなかったので、うまくは撮れませんでしたが、
どう見てもアサギマダラです。



 アサギマダラは、渡りをする蝶として、たいへん有名なチョウです。
南西諸島あたりと海を越えて行き来をするというのです。
本県では、標高1000m前後の高地に、夏の間、見られます。
ふつうであれば、今の時期は、高知県とか、鹿児島県辺り、さらにその先を目指しているはず。
それがどうして・・・。

追伸:手にはカメラしかなく、白いタオルも虫取り編みも、細い油性ペンも持ち合わせなかったので
 マーキングはしていません。

(撮影:2010.10.19)
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フイリヤブランの花が咲いてます

2010年10月19日 | 草や木そして花・実


 わが風土記の丘の公園の、お昼休みの散策コースに、
フイリヤブランの花が咲き始めました。
少し前から紫色のつぼみが、ふつうのヤブランよりは
少し短めの花穂についているのは承知していましたけど。



 花の色も、ふつうのヤブランよりは、濃い色をしています。

(撮影:2010.10.19)
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まだチョッキリ

2010年10月18日 | チョウやトンボなど


 maibunCないし考古博物館の通用口から裏手を通って、
西隣の「日本庭園」に行く際、知る人ぞ・・・の近道があり、
一本橋が架かっています。
 その橋の上で、あやしいものを見ました。
ウラジロガシかと思われる木の、若い実を5つほど付けた
小枝が落ちていたのです。



 小枝は、風の力で、くじけて落ちたとか、人がいたずらして
折り取ったとか、そういうしろものではありません。
するどくチョッキリと切り取られているのです。
ここまでくれば、もうあれしかないですよね、その正体は・・・。



 5つある内の1つに、細いドリルであけたような孔が見られました。
これはもう、ハイイロチョッキリの仕業といわざるを得ません。
姿は確認できませんが、まだ元気に活躍しているみたいです。

(撮影:2010.10.18)
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遅咲きのタンポポ(ダンデライオン)

2010年10月18日 | maibun日記


 遅咲きといえるのかどうか、今日見たタンポポの花です。
このタンポポ、じいっと見ていると、ライオンの顔が浮かんできました。
それなので、ちょっといたずらを試みました。



 こちらは、タンポポの綿毛、少しこわれはじめたものです。
1つ、2つ、タネが飛び出し始めています。

 すでにお気づきの方もおられるかも知れませんが、
ユーミンの曲、『ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ』を頭の中に置きながら、
この記事をまとめました。
そうそう、もうご存知だとは思いますが、dandelion(英)とは、タンポポのことですね。

(撮影:2010.10.18)
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マメアサガオの花が、まだ咲いています

2010年10月17日 | 草や木そして花・実


 野生の小さな白い朝顔の仲間の花が見られます。マメアサガオです。



 名前にアサガオとつきますが、植物分類の上からは、ヒルガオ科に属すようです。
花の時期は、7~9月とされているようですが、まだ花が見られたのは、
この秋、まだ暖かいせいでしょうか。

(撮影:2010.10.14)

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