風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

ちょっとへん

2010年10月21日 | 季節の話題


 わがmaibunCの裏手には、土手状の斜面があります。
基本的に芝張りで、年に何度か芝刈り作業が行われます。
いま、短く刈り込まれたシバの斜面に、ニョキッと現れた植物が見られます。
スイセン? いやいや、この時期にスイセンなど出てきません、当地では。

 正解は、これです(場所は違いますけど)。



 それで、1点目の写真は、そんなに変ではありません。
この2点目が変なのです。
スイセンのような新しい芽がいっぱいに伸びてきていますが、
それに混じって、何か太いネギみたいなのがたくさん見られることが・・・です。



 すでにおわかりかと思いますが、これはヒガンバナです。
赤い花が終わると、花をつけた茎は枯れて、その存在を消してしまうのです。
ヒガンバナの記憶がすっかりなくなる頃、例のニョキニョキが始まるのが、ふつうです。
でも、これなんですよ、この秋は。
風土記の丘の公園の中では、けっこうあちこちに観察されます。

(撮影:2010.10.21)
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