風土記の丘だよりinかい

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ナンテンの花

2009年06月28日 | 草や木そして花・実


 6月に咲く花の1つに、このナンテンがあります。
目立ちにくい花ですが、花が咲いて、あのナンテンの実ができるのです。
写真の左手には、花が散って、ナンテンの赤ちゃん状態のものが写っています。



 ナンテンは、白い花びらは、開くとすぐに反り返り、
黄色の雄しべと真ん中の雌しべだけみたいになります。



 次の段階には、花びらが散って、やがて黄色の雄しべも、とれて落ちていきます。
そして雌しべのもとの方の子房が膨らんで、あのナンテンの実になっていきます。



 ナンテンのつぼみや花がたくさん集まった、房状の花序です。

(撮影: 2009.6.26 mapfan
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2 コメント

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ナンテンは赤い花かと… (o-chan)
2009-06-29 19:13:28
 ナンテンの花はてっきり赤い花かと思っていました。ナンテンはあのお正月とかに飾るナンテンですよね?意外です。
 ところで,写真がとっても綺麗ですね。私も写真を撮りますが,なかなか上手にとれません。いつも感心して見ています。
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あの赤い実になるナンテンです (bnvn狸)
2009-06-30 05:57:38
o-chanさん、コメントありがとうございました。
あの赤い実になるナンテンの花は、必ずしも赤からず・・・
ということだと思います。
ご存知かと思いますが、ナンテンの名は、難転すなわち、難を転ずるということから、
縁起のよいものとされてきて、お正月の飾りなどに用いられています。
また、葉は殺菌効果があると信じられ、赤飯などに添えられたりしました。
また、山梨県の南部の地域では、薬事法に基づいた栽培がなされ、のど飴などの材料になってもいます。

写真は、難しくて、なかなかうまく撮れず、
下手な鉄砲も数打ちゃ当たるで、何カットもとっては、
その中の比較的いいものを紹介しています。
決して上手ではなく、お恥ずかしいです。
でもお褒めをいただき、とてもうれしく思います。
重ねて、ありがとうございました。
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