風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
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桜研究3・・・オオシマザクラ

2010年04月08日 | 草や木そして花・実


 前回のイチヨウという八重咲きの桜の近くに、
このオオシマザクラの木が1本植栽されています。
「花色は白く清楚な印象」とされるオオシマザクラです。



 咲いた花の「直径は3~4cmと少し大きめ」です。
クローズアップすると、桜というよりは白いハイビスカスの花みたいな・・・。

 オオシマザクラは、漢字で表記すると「大島桜」
伊豆七島に自生が見られ、その名も、とくに
「伊豆大島に多いこと由来する」のだそうです。
どおりで南国風を感じる・・・というのも無理はなかったのかな(?)。



 あのソメイヨシノやイチヨウなど、いくつかの桜の
母種ともなっているオオシマザクラですが、
「花色が白く、葉が開くと同時に咲くことや、
葉柄や花柄などに毛がないこと」が見分けのポイントとなるようです。

 今回の研究には、『原色樹木大圖鑑』(北館 1985)と合わせて、
『葉・実・樹皮で確実にわかる樹木図鑑』(日本文芸社 2005)も参考にしました。

(撮影:2010.4.8)






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