先日(2010年4月3日)取り上げたアカシデに対して「シロシデ」です。
最も図鑑などに出てくる正式な名称は、「イヌシデ」ですが、
アカシデとよく似ていても、芽吹きのようすがアカシデほど赤くないので、
こうした通称があるようです。
垂れ下がっている房が、尾花の集まりで、これをもって花が咲いたと・・・。
雌花は・・・、よくわかりません。
図鑑の絵では、枝の先の雄花序よりずっと小さな、あまり垂れ下がらないもののようですが、
今回撮影した範囲では、確認できませんでした。
イヌシデは、カバノキ科クマシデ属の落葉高木で、高さが15m、
幹の太さも直径60cmに達するという図鑑の説明でしたが、
このイヌシデの木は、それくらい大きく、そんな大きな木の枝々で、
芽吹きが進んでいるのでした。
なお、花序は、新葉とほぼ同時に出るのだそうです。
今回取り上げたイヌシデは、丸山塚古墳の墳頂の一角にあって、
例のテッポウムシの害と重たい雪のせいで、太い枝がぽっきり折れた
あのイヌシデでありました。
小さくないダメージを受けたようですが、それでも元気に春を迎えたようです。
(撮影:2010.4.6)
コメントありがとうございました。
おほめの言葉もちょうだいし、たいへんうれしく思います。
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でも、トータルで、maibunCや風土記の丘の公園に関心を寄せていただけたら幸いです。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
ところでhayatekun・・・ひょっとして篠原・・・?
(とんちんかんだったらゴメンナサイ)