またまたイラガの繭です。
この11月25日に取り上げたばかりですが、またまたなのです。
再び取り上げたのには、わけがあります。
その時の記事、すなわち
「これ何? たまご?」という題名の
その記事で取り上げたイラガの繭は、模様がパッとしなかったものですから
何か別なガの繭では・・・と、ずっと気になっていたのです。
それで、今日また、今度は理想的(?)な模様の繭だったので、
再びの登場となった次第ですが、それに合わせて、若干の追加情報も。
イラガの繭の模様は、どうしてできるのか。
これについては、次のWEBページがとても参考になるのですが・・・。
「
010717 イラガの変身」(
http://www.ne.jp/asahi/kikko/living/diary-musi37.htm)
これによると、網目状のイラガの繭に、粘液が塗りつけられて、
それがかたまることで、あの卵の殻のような独特な繭になるのですが、
その途中、繭の中で、幼虫が動くことによって、あの模様でできるという
細かな観察に基づいた説明でありました
別な木の幹で、すでに蛹から成虫が抜け出て、空になった繭が見られました。
ところでところで、タイトルにもありますように、甲州(山梨県)では
イラガのこと(とくに幼虫)を「さこけ」と呼びます。
イラガでは、何とも感じませんが、「さこけ」が登場すると、
口の中が酸っぱくなり、背筋がゾクゾクしてきまして、冷や汗を感じることもあります。
アナタの地方では、イラガの幼虫のこと、何と呼んでますか?
イラガのことをウィキペディアで調べていたとき、上のような記事の存在を知りました。
東三河周辺に展開する「エクステリア明日香」さんのスタッフブログの中の1つの記事のようですが、
それによると、地域ごとに、実にいろいろな呼び方がある・・・のだそうです。
たかがイラガ、されどイラガ。実におもしろくて、恐い存在です。
(撮影:2010.12.20)