風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

「ばか」といいます

2010年12月20日 | 草や木そして花・実


 クリのイガみたいですが、違います。
センダングサの実です。
いわゆる「ひっつきむし」の一種ですが、甲州ではなぜか「ばか」と呼びます。



 これが、ひっつきの正体です。



 何か、迫力ありますよね・・・。

(撮影:2010.12.20)
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よく晴れた空にノスリとぶ

2010年12月20日 | 鳥やけもの


 ずいぶんと貫禄を感じさせるノスリでした。

(撮影:2010.12.20)
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「さこけ」の繭

2010年12月20日 | チョウやトンボなど


 またまたイラガの繭です。
この11月25日に取り上げたばかりですが、またまたなのです。



 再び取り上げたのには、わけがあります。
その時の記事、すなわち「これ何? たまご?」という題名の
その記事で取り上げたイラガの繭は、模様がパッとしなかったものですから
何か別なガの繭では・・・と、ずっと気になっていたのです。

 それで、今日また、今度は理想的(?)な模様の繭だったので、
再びの登場となった次第ですが、それに合わせて、若干の追加情報も。

 イラガの繭の模様は、どうしてできるのか。
これについては、次のWEBページがとても参考になるのですが・・・。

010717 イラガの変身」(http://www.ne.jp/asahi/kikko/living/diary-musi37.htm

 これによると、網目状のイラガの繭に、粘液が塗りつけられて、
それがかたまることで、あの卵の殻のような独特な繭になるのですが、
その途中、繭の中で、幼虫が動くことによって、あの模様でできるという
細かな観察に基づいた説明でありました



 別な木の幹で、すでに蛹から成虫が抜け出て、空になった繭が見られました。

 ところでところで、タイトルにもありますように、甲州(山梨県)では
イラガのこと(とくに幼虫)を「さこけ」と呼びます。
イラガでは、何とも感じませんが、「さこけ」が登場すると、
口の中が酸っぱくなり、背筋がゾクゾクしてきまして、冷や汗を感じることもあります。

 アナタの地方では、イラガの幼虫のこと、何と呼んでますか?

 イラガのことをウィキペディアで調べていたとき、上のような記事の存在を知りました。
東三河周辺に展開する「エクステリア明日香」さんのスタッフブログの中の1つの記事のようですが、
それによると、地域ごとに、実にいろいろな呼び方がある・・・のだそうです。

 たかがイラガ、されどイラガ。実におもしろくて、恐い存在です。

(撮影:2010.12.20)
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