カレーの余韻 ( θ Θ θ ) ノ

2007年8月13日スタート
カレーをメインに、和洋折衷数多の料理の話題を。立食いそば屋さんのカレー、大好きです。

【洋食屋さんカレー】TENSUI(神奈川・相模湖)

2012年07月07日 00時53分38秒 | 欧風・レストラン・洋食屋カレー


相模湖の畔でひっそりと営業する“隠れた名店”との評判高い洋食屋さん。
ハンバーグやスパゲティなどとともに、カレーが名物とのことで食べてきました。

お店が建つのはまさに相模湖を一望できる崖の縁。それゆえ見晴らしは抜群。
しかし残念なことに、この日は湖畔側の席が埋まっていましたので、已む無く国道側のボックス席に座を確保しました。

入り口のレジ前には可愛らしいお婆ちゃん。
いそいそと給仕に動きまわるのはそのお孫さんでしょうか。若い男性が料理を運び、オーダーを受けています。

もちろん頼むはカツカレーで決まり、と言いたいところですが、実は他のお客さんたちが頼んでいたハンバーグにも強く惹かれました。
値段も手頃でかなりのボリューム。そして実に美味しそう。

しかし、やはりカレー野郎としては、いかなる場合であってもカレーに軍配を上げてしまうのが性。
自分の要求、というより“本能”に従い、ハンバーグは見なかったことにしてカレーをオーダーすることにしました。
ちなみにランチのカレーメニューは『ポークカレー』と『ポークカツカレー』の2つがあるのですが、前者が¥900、後者が¥950と、その差わずか¥50。
そうとくれば迷うことなくカツカレーを選んでしまうのがカレー野郎でありつつも食いしん坊の性。
いや、貧乏性の性、といった方が正しいかもしれません。
ちなみにポークカレーの場合は、大振りなポークソテーが載せられているらしいです。
次回はそっちかな。

やや時間を要してからカレー到着。
やってきたのは、サラダ、ライス、ルウ、カツレツが一つの皿に盛りつけられた、個人経営の喫茶店などでよく見るタイプのカレーです。

ルウは洋食屋さんのカレーらしく、漆黒感ある深い色合い。
漂ってくる香ばしい香りとあいまりとっても美味しそうです。

見た目に違わず、味の方もなかなか。
カレーは思ったよりもさっぱりめ。奥深さはあるのですが、果実やカラメル等による妙な甘味がなく、ストレートにカレーの風味や味を感じさせてくれます。こういったカレーは大好き。

揚げたてのカツですが、ところどころ焦げらしきものがあるのはご愛嬌(笑)。ちょっとしたアマチュアリズムを感じさせるカツ、といったところでしょうか。
そんなサクサクと香ばしいカレーを程よい粘度のカレーに浸しつつ食べる幸せ……。
そして窓の外には静かな佇まいの相模湖(自分たちは国道側でしたが…)。
「う~ん、最高!」
そんな言葉が自然と口を吐いて出てしまうほどにゴキゲンなカツカレーです。

自分にとってはかなりのボリュームでしたが、中弛みすることなく最後まで美味しく食べ切ることができました。
食後はコーヒーでも、と行きたいところですが、まだ先を急ぐ必要があったので会計を済ませてお店を後に。
ちなみにこの近くには、コーヒーが美味しく、雰囲気のいい喫茶店もあり、食後はそちらで一息吐くのが界隈の人々のスタイルとのこと。

今度はそっちにも寄ってみようっと。


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