“多摩センターカレーシリーズ”第二弾です。 多摩センターといえば、筆頭に思い浮かぶのが『C&C』のカレー。聖蹟桜ヶ丘の『C&C』とともに、多摩地区でもっとも馴染み深いカレー屋さんであり、自分にとっての「お店カレー」の原点に近い位置づけのお店です。聖蹟桜ヶ丘店などは小学生の頃から贔屓にしていたお店ですからね。 この多摩センター店はン十年ぶりの再訪。「C&Cではハンバーグカレー以外食べない」という、自分の中のポリシーに則り、食券機の「ハンバーグカレー」のボタンを押そうとおもったら、該当するボタンがありません。「そんなはずはない!」ともう一度食券機のメニューを舐め回すように確認するも、やはり「ハンバーグカレー」の名前はなし。「チーズインハンバーグカレー」はあるのですが、愛してやまないプレーンなハンバーグカレーがない。店員さんに尋ねたところ、多摩センター店ではプレーンなハンバーグカレーはありません、とのこと。落胆。仕方が無いので、「チーズインハンバーグカレー」を辛口ルーでオーダーしました。 久しぶりのC&Cカレーを味わうことにしましょう。カレー自体は慣れ親しんだC&Cの味ですが、チーズインハンバーグが正直なところこのカレーと合っていません。糸ひくチーズのアクが強すぎて、カレーの風味をうっちゃってしまっています。極端にいえば、¥100のレトルトカレーでも、愛するココイチのカレーでも、洋食屋さんのリッチなビーフカレーでも、このハンバーグを載せたら似たような印象になってしまうほどのクドさ。どう考えても従来のハンバーグのほうがこのカレーに合っていたのに……。なぜこんなシロモノに置き換えてしまったのか甚だ疑問です。 以前から、新宿本店を除く各店舗で、ハンバーグカレーがグランドメニューから外され、ポークカレーに単品のサイドメニューとしてハンバーグをトッピングする、という方法でしかハンバーグカレーが食べられない状況に陥っていたことに強い危惧を抱いていたのですが、まさか息の根を絶たれるとは。時代が移ろい、人々の嗜好も変わった、ということなのでしょう。こうなると、自分にとっての『C&C』は、もはや新宿本店のみ。あの雰囲気、あの迅速さ、あのせせこましさは、いくら時代が移ろおうともまったく変わることがありません。あそこならばハンバーグカレーは不滅なはず、と信じることにします。 |
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