プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

バイオハザード4 ~レビュー~

2005-12-22 20:05:02 | 日記・随想
バイオハザード4、とりあえずイージーモードでクリアしました。

以下、簡単なレビューを。

○ストーリー

 2で登場したレオンが、何故かアメリカの大統領の娘の警護の任務を課せられている。しかも、その大統領の娘が誘拐されていて、なぜかヨーロッパの片田舎に居る、という情報が入る。
 そしてレオンが、単身で大統領の娘を救出する羽目になる、というのがおおざっぱなあらすじ。
 つっこみどころがいっぱいありますね。ていうか、もうこの時点でストーリーが破綻してます。だいたいアメリカの大統領の娘が誘拐されたら、もっと国家的な動きになるでしょうが。
 そんな不条理なストーリーのなか、レオン(主人公)は罪もなき村人を殺しまくることになる。

○登場人物

 各登場人物に関して、人物の掘り下げが全くされず、感情移入もできないまま、淡々とゲームが進んでいく。
 エイダ・ウォンなんて、何回生き返っているんだ。ウェスカーという人物のたくらみも、今もって理解できない。クラウザーってのはどっから出てきたんだ?
 アシュリーは足手まとい以外の何者でもない。
 
○武器について
 おなじみの武器に加えて、ライフルの操作性はけっこう面白かった。

○モンスターについて
 まず、バイオハザードなのに、ゾンビが出てこない。今回は、ウイルスではなく、寄生虫。
 この寄生虫が、まんま漫画の「寄生獣」なのね。
 寄生獣が動いている様を見れたのはよかったが、モンスターデザインに岩明均さんの名前が入ってなかったらおかしいよ、これ。
 そして、村人たち。いくら正当防衛とはいえ、彼らを殺すのは正直気がひける。
 あとチェーンソー野郎、怖すぎ。

○全体について
 バイオハザードは1が不朽の名作であり、2が最高傑作。3が内容が無くてつまんなくて、コードベロニカは難易度が高すぎ。
 今回の4は、システムが一新したことで、謎解き性よりもアクション性が強調されている感じ。
 自分はアクションゲームはあまり好まないので、4のだらだらとアクションが続いていく展開は、どうにもなじめない。
 即死イベントも多く、3の単調さと、コード・ベロニカの難しさが合わさった感じで、自分としては4はあまり評価は高くないです。