プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

走る宝石、ブガッティ

2005-12-05 22:00:32 | 乗り物
ブガッティのヴェイロンという車がなんだかすごそうだ。

このスタイリングをはじめて見たのが1999年の東京モーターショーであった。
そのときは確か18気筒で、シロンていう名前だったように思う。
EB18/3シロンというモデル名であったので、私は個人的に「3シロン」と呼んでいたんだが、そんなことはどうでもいい。
ちなみにブガッティというメーカーはモータースポーツの黎明期から数々の功績を残してきた名門です。ですがその後色々ありまして、フォルクスワーゲンの傘下になったのが1998年ごろの話。

上記の「シロン」の後、名前は「18.4ベイロン」から「16.4ベイロン」へと変化を遂げ、今回の東京モーターショーにてやっと市販モデルのお披露目となったわけです。
前回のモーターショー(2003)でも展示はされてたんですが、「1000馬力で、時速400km出る」という情報がささやかれていて、正直、私「ハッタリ」だと思いました。

そんなわけで今回のモーターショー(2005)でも、そんなに注目していなかったんですが、どうやらこの車、ホンモノらしいです。

ていうのもこのあいだ富士スピードウェイで試乗会が行われたようなのですが、そこでのモータージャーナリストたちや、レーサーたちの証言で、そのすごさがわかってきました。

ちなみにブガッティ・ブランド・アンバサダーっていう素敵な肩書きを持つこもだきよし氏によるヴェイロンの解説がわかりやすいです。

以下、ヴェイロンのすごさをいくつか。

・まず、値段が1億6300万円(税込!)
・エンジンはW16気筒4ターボチャージャー、馬力は1001馬力!もうわけわかんない。
・最高速は400kmオーバー、0-100km/h加速は2.5秒!
・ストレートの最高速はSuperGTのGT500クラスのマシンより速い(GTドライバー、ミハエル・クルムの証言)
・4WDシステムだからコーナリングも安定!
・しかも室内は静かで、乗り心地がいい

などなど。いわば、クルマの究極の形ですね。