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プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

ポテト論争その後

2015-09-19 20:27:36 | Weblog
個人的な話だが、カルビーの「夏ポテト」と「アラポテト」の、どちらがおいしいかという、私的な論争。
結論的に言えば、「夏ポテト」の方が勝っているかな、という印象となりました。
アラポテトも確かにおいしい。期間限定で、出回り始めに食べるとおいしさもひとしおである。
ただ、某ドラッグストアでたまたままだ夏ポテトが売っていたので、食べてみたらこれまたおいしい。
おそらく、対馬の浜御塩味がきいているというのと、いくらか厚切りのギザギザカットにより、揺るぎないおいしさになっているようだ。

通常は併売されることの無い「夏ポテト」と「アラポテト」。ほかにギザギザポテトもあるわけだが、ここではひとまず「夏ポテト」に軍配を上げることにしよう。

アラポテトを食する

2015-09-02 20:38:12 | Weblog
カルビーのアラポテトがコンビニの棚に並ぶと、秋を感じる。
今年の夏は猛暑日が記録的に続いたかと思えば、8月が終わる頃には曇天が続き、早くも秋雨の時期となった。

薄着となる夏にかけてダイエットをして、食欲の秋にリバウンドしてしまうことを、秋リバウンドと言うらしい。
もともと動物というものは、冬が来る前に脂肪を体にため込もうとする性質が備わっているのだろう。
秋になっていくらか涼しくなってきて、体を動かしてみようとか思って、余計に食欲がわいてしまうということもあるんだろう。

なにはともあれ、アラポテトである。日本人というものは新発売だとか期間限定というものに弱いものである。
アラポテトが発売となると、期間限定という言葉につられて買ってしまう日本人の私。

問題は、アラポテトと夏ポテトはどちらがおいしいのか、という問題である。
どちらもおいしいのだが、いかんせん食べ比べてみることはかなわないので、結論が出ない。

そしてもうひとつ悩ましいのが、ポテトチップを食べると必ずといっていいほど口内炎ができてしまうという体質である。
口内炎は地味に痛いので、ポテトチップは実はなるべく食べないようにしている。

だからアラポテトや夏ポテトが出てくる季節の変わり目は、自分にとっては新発売を口実にポテトチップを食べるチャンスなのである。

さて、そんな個人的なことはどうでもいいのだが、東京オリンピックのエンブレム問題である。
結局のところ佐野デザインの使用中止が決まったわけだが、確かにこれは日本の恥といえるでしょう。

そもそもロゴの選考過程がどうも閉鎖的で、いつの間にか決まっていたわけで、発表のタイミングもなんか唐突な感じがしたし、なによりエンブレムのデザインが、どうもしっくりこなかったんですよね。

デザインがしっくりこなっかった原因は、今にして思えば、その「色合い」だったんだと思います。
オリンピックというワクワクするイベントのロゴにしては、佐野デザインの黒を基調とした色合いには、どこか違和感を感じたんです。
多分ですが、この佐野デザインのままで黒以外の色を使っていれば、ここまでのバッシングは無かったんではないでしょうか。

いずれにしても、国立競技場といい、エンブレムといい、日本のデザイン力はここまで落ちぶれてしまったんでしょうかね。

国会議員選挙の区割り見直しについて

2015-07-31 21:28:22 | Weblog
参議院議員の選挙について、いわゆる「一票の格差」の是正に向けて、このたび県との県の合区を含めた「10増10減」の公職選挙法改正案が、28日の衆議院本会議で可決された。
来夏に行われる次の参院選から適用される見通しだ。

国政選挙において、選挙区の区割りと有権者数、そして選出議員数に地理的な偏りが生じているために、一票の価値に差が生じてしまっていて、これが法の下の平等を示した憲法第14条について違憲状態にあるとの判決が各地の裁判所で下されていたところであった。

一票に格差が生じているのは確かにその通りであり、それは都市部に人口が密集していることのあらわれでもある。衆議院も含め、選挙制度の抜本的な改革が求められているが、それはできていない。
ただ今回の改正案では合区というものが現憲法下で初めて採用されていることが注目されている。

「一票の格差」について、何故問題になるかを考えれば、議員1人あたりに対する有権者の数に、地域的な偏りがあるからでる。
東京のような人口の密集している都市部では、議員1人に対する有権者の数は多く、一方で鳥取や島根のような人口の少ない県では、議員1人に対する有権者の数も少なくなる。
有権者はその一票を投じて国会議員を選び、そのことが参政権の行使につながっているわけだ。
一票の価値に格差が生じているとなれば、それは確かに問題だ。

ただ、ほんとにそうだろうか。
都市部の議員数を増やし、過疎地域の議員数を減らせば、格差は無くなるのだろうか。

一票の格差を無くせば無くすほど、地方の意見というのは国会の中で小さくなってしまうんではないだろうか。そんな不安もある。

そもそも、1人1票の投票権が確保されているわけで、そこに1票の価値の格差の議論をはさむ余地は無いのではなかろうか。1票は1票なのだから。
また、1票に格差が生じているとして、そのことで実際に不利益をこうむった人は果たしているのでしょうか。

国会議員を選出するということは、実質的には地域の代表者を選出するということだと思います。
県同士の合区が進めば、自分の県から代表者を選べないということも起こりうるんではないでしょうか。ですから合区というのも問題がありそうです。

ではどうしたらよいのか。
全国の候補者に投票できるようにしたらいいんです。
そうすれば一票の格差なんて生じないと思うんです。

新国立競技場の周辺

2015-07-19 21:30:56 | Weblog
ついにデザインの見直しが表明された新国立競技場。
これについては、遅きに失したと言うほかないだろう。
もちろん、誰が悪いというわけでも無い。

デザインしたザハ氏にも罪は無いし、コンペで選んだ側にも罪は無い。
ただ、大胆なデザインを現実に建てようとした時に、お金がかかるようになってしまった。それだけである。



オリンピックという、国の威信をかけた一大行事の、象徴ともなるべきメインスタジアムの話である。こんなごたごたが起きるのは、はっきりいって国の恥だ。開催地を一緒に競い合ったほかの候補地にも申し訳が立たない。

国内だけでなく国際問題にもなりかねない、様々な問題が重層的に存在するこの事案だが、個人的には、このザハ氏のデザインを最初に見たときは心躍ったものだ。

この未来的なデザインが本当に現実のものになるんだろうか。いや、日本の国力と技術をもってすれば、不可能ではないだろう。そう思ったものだ。

しかし、実際に設計段階で我々に提示された新国立競技場のイメージ図は、当初のザハ氏のコンセプト図からはかけ離れた、単なる現実的な、ただただ大きいだけの国立競技場の姿だった。




キールアーチという構造のため、建設費がはねあがってしまった。その言い分はわかる。
しかし3000億円もかけてできあがったものが、この程度のデザイン性のものであったなら、それこそ反対意見があがってもおかしくは無い。
当初のザハ氏の未来的なイメージコンセプトは消え失せ、カイガラムシのようなフォルムになってしまった建設計画に、もはや建設続行の価値は無い。

そもそも、神宮外苑という土地の場所性と、歴史を考えてほしい。
小石川後楽園の隣に東京ドームを建ててしまう過ちを、繰り返してほしくは無い。

個人的に言わせてもらえば、3000億円かかってもいいから、どうかザハ氏の当初のイメージ通りに作ってほしい。




MR4 再始動

2015-07-18 21:03:22 | Weblog
しばらく室内で保管(放置)していたGIANTのMR4(初期型)。
引っぱりだしてきて走らせたところ、とりあえず走るものの、タイヤがへたっていて、まっすぐ走らないときたもんだ。

最初についていたタイヤ(KENDA)は既につるつるになっていたから、前後とも交換することに。ついでにチューブとリムテープもamazonで注文。
問題はタイヤ選びだ。

この自転車はスポーツタイプでありながら、折りたたむことができるというシロモノ。タイヤは24インチである。タイヤサイズは24×1であって、これに合うタイヤというと、選択肢がとても狭いのである。

amazonで買えそうなのは、パナレーサーのパセラ(日本製)と、aki world(台湾製)、シュワルベのデュラノ(ドイツ?)くらいか。
aki worldってのはKENDAのOEM製品?らしいから、MR4のほぼ純正タイヤなんだろう。
シュワルベっていうのは値がはるので、ここはパナレーサーにするかな、と思ったら、レビューを見たらどうやらMR4のブレーキに干渉するという噂。

とりあえずaki worldとパナレーサーを一本ずつ注文。
aki worldのタイヤにはKENDAの文字。そしてパナレーサーにはMade in Japanの文字。
Made in Japanなんて今や珍しいな。

リムテープの装着にてこずりつつ、リヤタイヤにパナレーサーをはかせたところ、これがブレーキのパーツといくらかこすれるんだな。
フロントタイヤの方がクリアランスが広いので、パナレーサーをフロントにつけ、aki worldをリヤにもっていくことにする。これで解決。

走らせてみると、ちゃんと真っ直ぐ走り(当たり前か)、大丈夫だ。



VTR250のエンジン

2012-02-19 21:26:10 | Weblog
ホンダ・VTR250のエンジンは、その名が示すように、V型2気筒、いわゆるVツインである。

Vツインは「ドコドコ」という鼓動感のあるエンジン音が特徴として挙げられる。ハーレーダビッドソンの45度バンクのように振動が大きいという印象も強いが、実は90度バンクのVツインは振動バランスが良いとされる。
スズキのグラディウスも90度Vツインのようであるが、不等間隔爆発がもたらすVツイン独特の鼓動感と、低速からのトルク感がやはり特徴としてある。

直4は高回転まで回す気持ちよさがあるだろうが、Vツインは高回転まで回すというよりも、低中速域でトルクを感じて走る気持ち良さがある。

VTRのサービスマニュアルにものっかっているが、クランクピンを共有して、不等間隔爆発というのがここから見てとれる。




準チョコ

2012-02-13 21:37:21 | Weblog
知っているようで知らないチョコレートというものについて、自分のために整理をしてみる。

例によってwikipediaの森に分け入ってみる。

チョコレートとは、カカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料とし、これに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めた食品」とある。

では、カカオマスとは、ということだが、「カカオマスとは、カカオ豆の胚乳を発酵、乾燥、焙煎、磨砕したもの」とある。

つづいてココアバターであるが、「ココアバターとはカカオ豆の脂肪分であり、主にカカオリカーから圧搾して製造する」とある。

ちなみにココアパウダーとは、カカオマスから脂肪分であるココアバターを搾った残りである「ココアケーキ」を粉砕して粉末状にしたもの」とある。

つまりは、カカオ豆からカカオマスとカカオリカーが得られ、脂肪分がココアバターとなり、残りがココアケーキ(ココアパウダー)になるということか。

で、チョコレートに戻るが、カカオマスにココアバターを加えているということは、カカオ豆から分離したものをまた一緒にしているということでよろしいだろうか。

さて、お菓子の原料では「準チョコレート」というものがあるが、これが「純チョコレート」と紛らわしい。

「準チョコレート」とは、カカオ成分の違いによるチョコレート生地の分類によるもので、「カカオ分15%以上・ココアバター3%以上、・・・」とある。一方「純チョコレート生地」とは、「カカオ分35%以上、ココアバター18%以上、・・・」とある。

このへんは日本チョコレート・ココア協会(こんな協会があったんだ)の「チョコレート類について」のところにまとめられている。

TMAXのエンジン

2012-02-07 21:58:05 | Weblog
ヤマハTMAXは既に自分の手元に無いが、余裕ができればまた所有したいバイクである。

新型が発表され、排気量も530ccと増えるようだが、基本的なオートマチック・スポーツというコンセプトは初代から貫かれている。

初代からの500ccのエンジン形式はバランサー付きの並列2気筒である。バランサーを備えるということで振動が抑えられ、エンジンをフレームの一部とするリジッド懸架を可能にしている。
深いバンク角とも相まって、従来のスクーターとは違ったスポーツバイク感覚の走行性が実現されている。

そこで、もう一度このユニークなエンジンに立ち返ってみる。

ヤマハの資料ページを参照してみるが、このエンジンの特徴はクランク軸反対側に第三のピストンともいえる水平対向バランサーを装備し、振動を打ち消しているというユニークなもの。

またTMAXの公式発表資料によれば、このエンジンは並列2気筒で360度クランクということになっている。
360度というのは角度が0度と同じということだが、0度ではなく360度となっているのは1回転して同じ場所にあるという意味で、つまりはこの2気筒は同時爆発ではなくて交互に爆発しているということを意味している。
動きとしては2つのピストンはシンクロしているが、点火のタイミングは交互になっているという、よく考えられたエンジンといえよう。

小さな巨人

2012-02-05 20:43:29 | Weblog
年が明けて、最初のモータースポーツといえば、ダカール・ラリーだろう。
通称「パリ・ダカ」だが、現在ではもうパリもダカールも関係なくなっている。
ヨーロッパ、アフリカを舞台としたラリーから、2008年の中止を境に、2009年からは南米を舞台に開催。場所は変わっても、完走の難しい「世界一過酷なモータースポーツ」であることには変わりない。

三菱・パジェロが連覇し、パリ・ダカといえば三菱、といった時期もあったが、近年ではワークスチームが撤退し、2012年大会はプライベーターによる戦いとなった。

車業界で小さな巨人といえば、「Mini」しかないだろう。古くはモンテカルロ・ラリーでの活躍。
そして今回、ダカール・ラリーを制した。

ただ、日本ではほとんど話題にされていないのが実情。もともとダカール・ラリーの報道は少なかったが、今年は前述のとおりプライベーターによる戦いという構図もあり、報道は皆無だったと思う。

「Mini」のラリー車両はミニと呼べないくらいに大きいが、「Mini」がダカールを制したことはまぎれもない快挙。いつも自分の知らないうちにスタートして、知らないうちにゴールしているダカールラリーだが、正月早々過酷なレースに望み、快挙を成し遂げていたんだ。


LEDの盲点

2012-01-28 21:38:19 | Weblog
モニターLED原因の目の疲れ 「PC専用メガネ有効」と専門医 (NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース

LED照明は長寿命、低消費電力ということで、節電・エコの風潮の後押しもあってここ2年くらいのヒット商品になっている。
また、液晶テレビなどのバックライトにも使われている。
一方、従来の白熱電球は製造中止や使用自粛の流れとなっており、LED電球や電球形蛍光灯への切り替えが世界的にも広がっているとみられる。

ただ、ここへきてLEDランプの使用に警鐘を鳴らす記事がでてきた。

「ブルーライト」で検索してみると、2011年10月の記事『長時間パソコンで眼精疲労やドライアイ 「ブルーライト」が原因か』もあったようだが、震災関連の記事の中に埋もれて、相手にされていなかったんだろう。

今回の記事でも「南青山アイクリニック」の井手医師が登場していて、記事の後半ではパソコン作業用メガネ『JINS PC』のステマになっている感もあるわけだが、内容的には、自分が求めていた内容だ。


パナソニック製品情報

LED電球の製品情報を見ても、ワット数や明るさなどの情報はあっても、光の波長や、それに伴う注意書きはされていない。
ネガティブキャンペーンをするつもりは無いが、冒頭の記事は事実を伝えているだけなわけで、しかも見過ごせない大問題とも言える。

もちろんブルーライトというのは可視光線の中に当然含まれるものであるし、すぐさま有害であるとはいえない。
しかし注意が必要だ、ということだ。

以下、ブルーライトについての覚書。

・「ブルーライト」は可視光線の中で、380nm~495nmの波長の青色光を指す。
・LED照明やLEDモニターは、この青色光の部分に波長のピークを持つ。
 (つまりLEDランプは青い光を強く出している。)
・可視光線の中で、エネルギーが最も高い光。
・眼の角膜や水晶体で吸収されずに、網膜、つまり眼の奥まで到達する。
・LEDディスプレイの普及により、接触する頻度が急増。

・上記のような光の性質により、強い光を長い時間浴びた場合などには目に大きな負担がかかる。
・症状としては、目の疲れや痛み。
・特に、目の奥が痛み、眩しさに対して敏感になる。
・網膜がダメージを受けるので、目薬の効果が薄い。
・網膜がダメージを受けるので、回復のスピードが遅い。