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Matchbox Twenty / Exile On Mainstream

2008-05-25 | music : favorite


昨年リリースされた、Matchbox Twenty(マッチボックス・トゥエンティ)の、新曲を6曲加えたベスト・アルバム 『Exile On Mainstream』。
既にデビューから10年、これまでに3枚のアルバムをリリースし、次々とシングル・ヒットを出している。
彼らの音楽は、星条旗が目に浮かんでくるくらい、アメリカらしい骨太正統派ロック。
フロントマンのRob Thomas(ロブ・トーマス)は、声良し、ルックス良し、ファッション良しな上、ソング・ライティングの才能も秀でている。
2004年に一旦バンドとしての活動を休止し、Robがソロとして活動。Santana(サンタナ)の大ヒット曲 「Smooth」 でVo.を取り、第42回グラミー賞で3冠を達成した。
国民的アーティストとなったRobだが、その栄光に舞い上がることなく、再びバンドとして始動した。
冒頭6曲が新曲で、ギタリストのAdam Gaynor(アダム・ゲイナー)が脱退し、4人になってから初めてレコーディングされた作品で、U2でおなじみのSteve Lillywhite(スティーヴ・リリーホワイト)が、プロデュースを手がけている。
ストレートでシンプルでキャッチーなメロディは、気持ちいいくらいにすんなり耳に入ってくる。
イントロを聴くだけで、弾むような気持ちになるM-1 「How Far We've Come」、そして、M-4 「These Hard Times」 の感情がこもった切ないVo.にはゾクっとさせられる。
7曲目からは、大ヒット・チューン 「Push」 を筆頭に、トラディショナルでセンスのいい佳作が並ぶ。
M-7 「If You're Gone」 のホルンの音色を聴くと、とても温かい気持ちになる。
グルーヴ感が究極にツボに入ってくるM-8 「Mad Season」 と、バンジョーの音色がとても美しく響くM-10 「Unwell」 は、特に好きな曲。
とても贅沢なベスト盤だが、やはりここは早く新作を聴きたいものである。


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