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Jason Mraz / Waiting For My Rocket To Come

2010-05-20 | music : favorite


昨日今日、関東では雨が降って湿気も多いのでちょっと違うが、今のこの季節、暑くもなく寒くもない爽やかな気候になると無性に聴きたくなるのがこの人、Jason Mraz(ジェイソン・ムラーズ)。清々しい気持ちになれるのだ。
2002年の彼のデビュー作 『Waiting For My Rocket To Come』 の1曲目 「You And I Both」 は正にピッタリで、特にこの曲を聴きたくなる。その流れでこのアルバムを聴く回数が多くなる。Cメロで “you and I both loved~” と、最初よりも一段と高らかなメロディになって歌い上げるところがポイント。歌詞もとってもステキなLove Songで、爽快で優しい気持ちになる。
最初はレゲエのリズムのM-2 「I'll Do Anything」 は、途中から滑らかなメロディ・ラインになって広がって行くのが気持ちいい。
USの人気ドラマ 『The O.C.』 に起用されたことも手伝って大ヒットしたM-3 「The Remedy (I Won't Worry) 」 は、とってもキャッチーで覚え易い軽快なナンバー。ライヴではサビで手をかざしてボディ・コミュニケーションするのが定番になっているのだが、無意識に手を挙げそうになってしまうことがしばしばある。
M-5 「Curbside Prophet」 では、バンジョーを取り入れたアレンジがファンキーな、ムラーズさんお得意の早口ラップ調ナンバー。口調がとっても柔らかいので、ラップが苦手な私でもすーっと馴染める。
このアルバムの中でいちばん好きなのが、M-6 「Sleep All Day」。イントロのスキャットを聴いた瞬間、この曲の虜になったと言ってもいいくらいだ。何回聴いてもふわ~っとした何とも言えない心地良さが体に充満してくる、とってもロハスなナンバー。ムラーズさんの “気楽に行こうぜ!” というメッセージが聞こえてきそうだ。
M-8 「Absolutely Zero」 は、アルバム唯一のスロー・バラード。ムラーズさんの歌の上手さが光る。
ちょっぴりトロピカルなM-9 「No Stopping Us」 では爽やかな風と光を感じさせ、M-10 「The Boy's Gone」 では寂しげな背中を想像させる。

私は3rd 『We Sing, We Dance, We Steal Things』 から後追いでムラーズさんの音楽を遡って聴いてきたのだが、聴く度に彼のソング・ライティングの才能を改めて実感するし、柔らかでおおらかな超自然体のムラーズ・サウンドに魅了されるばかり。
ホンット、気持ちいい!


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