【無事入国、ロンドン到着後ライヴを堪能】 27/11/09 : ロンドン
UKを訪れるのは、5年ぶり。相変わらず£ポンドは高い(今は156円前後)が、今年の2月に一度一気に1ポンド=138円に落ちた時に、今年は絶対UKに行くぞと決めていたので、ある程度両替済みだった。あとはクレジトカードで賄おう。
UKは今回で5回目。初めて行った時はブリティッシュ・エアウェイズ(BA)だったが、それ以降はいつもヴァージン・アトランティック航空を利用していて、ヴァージンは相当お気に入りだった。
しかし、ヴァージンは復路のフライトが13:45発なので、空港に11:30頃には着いていなければならない。となると、最終日はどこにも行けず、ただ帰るだけの日になってしまい、いつもそれが勿体ないと思っていた。でもANAだと19:00発なので、これだと日中の時間を十分に活かせる。迷いに迷い、ヴァージンに後ろ髪を引かれながらも、燃油サーチャージが再びかかる前にANAで予約した。ANAも好きなので、良しとしよう。
B-777、トリプル・セブンは真ん中も3席。いつも国際線は通路側を確保する。遠慮なくトイレに立てるから。
エコノミー・プラスのすぐ後ろの2列しかないブースで、静かにゆったり・・・と思いきや、前に二組の赤ちゃん連れが・・・。共に赤ちゃんは1歳未満くらいで、更に共にこれまた同じく3歳くらいのお兄ちゃんが一緒。親は日本人のお母さんだけで、里帰りだったようだ。泣いてぐずらないことを願った。
真ん前の赤ちゃんは白人とのハーフで、私の方を振り向いてはニコニコしてとっても可愛く、結局最後の最後まで一瞬たりとも泣かず、とってもお利口さんだった。
それに比べ、斜め前にいた赤ちゃん。泣くわわめくわぐずるわで、母親はあやしたりせず、大声で泣いても周りに気遣いしていない様子。おまけにエマニエル坊やそっくりのお兄ちゃん(こちらもハーフ)は、ドタバタ跳ねたりワーワー言ったりと本当にうるさく、iPodがなかったら眠れなかっただろう。
赤ちゃんが泣くのは仕方ないことなのだが、目の前の兄妹がとってもお利口だったので、そっちの兄妹が余計にだらしなく見えてしまった。
そんな中でも、ハリー・ポッターの映画を2作品観たりしながら機内を過ごし、定刻どおり、ロンドン・ヒースロー空港に到着した。
さて、ヒースローと言えば、世界中でも悪評高いイミグレーション。時間がかかる上、やたらとうるさくて厳しいのは昔から。
いつももっと暗~い印象だったが、改装したのか明るくなったような気がした。ひとりひとりにかかる時間が長いので、ここで時間がかかるのは覚悟の上だったのだが、すごくスムーズに列が進んで行き、すぐに自分の番が近付いてきた。
でも居た居た。ずーっと捉まっているカップルや、恐らく留学で来たのだろう、提出した書類を見て “待ってなさい” と言われ、オロオロしながら立ち尽くしていると裏に行こうとする係員に “Sit down!” と怒鳴られてる女の子。おぉ~こわっ!
いよいよ私の番、ちょい緊張。インド系の女性の前に行くと、“Hi!”.......えっ!?Hi!だなんて、今まで言われたことなかったし、こっちが言っても完全無視だったのに・・・。入国カード見ながら、“11日?観光?じゃ、楽しんで!” と、拍子抜けするくらいにあっさり終わった。“楽しんで!” なんてまで言われちゃったよ・・・とひとりでほくそ笑みつつ、荷物をピック・アップして地下鉄(以下Tube)の駅に向かった。
今は、ロンドンのパディントンまで15分で行けるヒースロー・エクスプレスという直通電車があるが、泊めてもらう友人宅はヒースローからTube一本で行けるので、ちょっと時間はかかるが無駄なお金は使わない。
Tubeに乗る前に友人に電話をしておいたので、フラットのチャイムを鳴らすとすぐにドアを開けてくれた。
このところ友人はちょくちょく日本に帰ってきてたので、そんなにすごく久しぶりという感じではないのだが、それでもいろいろ話が尽きず。
折角UKに行くのだから、何かライヴを観たいと思って旅行日程に合うのを調べていたところ、この日Shepherd's Bush EmpireでLevellers(レヴェラーズ)のライヴがあった。
最新アルバムはすごく気に入っていたし、かつての英国No.1ライヴ・バンドのパフォーマンスを見てみたかった。
私は時差ボケに無縁なので、入国審査で1時間かかったとしても、サポート・アクトがあるのでLevellersの時間までは間に合うだろうと考えていて、当初は当日券にしようと思っていたが、結局出発前に会場ピック・アップのチケットを確保しておいた。
着替えたあと、8時を目途にTubeでShepherd's Bushへと向かった。
Shepherd's Bush Empire
★ライヴの様子は、別途ライヴ・レポにて。