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Melee @TOKYO FM Midtown Studio 10/05/07

2007-10-05 | performance


昨日は 「笑っていいとも!」 のエンディングにも登場した、現在プロモ来日中のMelee。
残念ながら、昨日の渋谷Duoでのショーケース・ギグを見ることはできなかったが、今日は休みだったので、東京ミッドタウン内にあるTOKYO FMのスタジオで行われた公開収録ライヴに行ってきた。
スタジオの中ではなく、敷地内の一般開放スペースでのアコースティック・ライヴ。
東京ミッドタウンとスターバックスのバック・アップで実現したものらしく、ライヴを行うのは今回が初めての試みとのこと。
東京ミッドタウン自体初めて行ったのだが、元防衛庁があんなお洒落で近代的なランドマークになったとは・・・。
セッティングされたスペースにはステージらしい高台も何もなく、スタバのガラス越しからは後姿が見えると言ったラフな感じのセット。
16時過ぎにメンバーが来て、簡単なサウンド・チェックが始まった。
Vo.&KeyのChrisが、何となく弾き始めたThe Eaglesの 「Desperado」 のイントロに拍手が起こり、そのまま最後まで歌うハメに。
途中何ヶ所かコードが怪しいところがあったが、名曲を見事に歌い上げた。
そのままMCの女性が登場し、簡単にメンバー紹介をしたあと、「Rythm of Rain」 で始まった。
この曲ではChrisはアコギを弾き、アコースティック・セットでベースレス。
なのでBassのRyanはコーラスに専念していたのだが、このコーラスが素晴らしかった。
リードGのRickyは周りを見渡しながらニコニコとギターを弾き、ドラムスのMikeは左手で膝に置いたタンバリンでリズムを取り、右手でパーカッションを鳴らす。
曲が終るとChrisはギターをRyanに渡し、ピアノの前に座って 「Drive Away」 のイントロを弾きかけたのだが、Rickyに横から違うよと言われ、「Buit to Last」 をプレイ。
手元が良く見えた、あの印象的なピアノのイントロ。オクターヴで軽やかにシンコペーションを刻む。
アコースティックならではだろう、Chrisの声がクリアに響き渡り、抜けるように広がって行き、とっても気持ち良かった。
MCが入り、日本の印象やライヴのことをインタビュー。お寿司が美味しくて、昨日行った忍者バーがマジックみたいで凄かったと言っていた。(笑)
Meleeを知って聴いている人は2列目くらいまでしか居なかったと思うが、アップテンポの 「Drive Away」 では手拍子が自然に広がって行き、気が付けばかなりの人だかりになっていた。
3曲で終る予定だったのだが、実は 「Buit to Last」 のエンディングでChirisがミス・タッチしてしまい、せっかくのエンディングの綺麗なピアノのメロディがおかしくなってしまったこともあって、 「Buit to Last」 をもう一度プレイした。
今度はカンペキに演奏し、2回も聴けたのでなんだか得した気分。
短くて一瞬の内に終ってしまったが、彼らの音楽の気持ち良さは十分に伝わった。
そして最初にも書いたが、Ryanのコーラスが本当に素晴らしく、ChrisのVo.を更に引き立てて盛り上げていた。

昨日のショーケース・ギグのレポを読んだところ、彼らのライヴはかなり熱いようで、特にChrisはピアノのところにじっと座っていなかったらしい。
それを読んで、1月に見たJack's MannequinのAndrewを思い出した。


★今日の模様は、10月15日(月)にオンエア。
  TOKYO FM  「A'll that RADIO」 11:30~13:45

★10月9日(火)ZIP-FMの開局14周年イベント “ZIP Super Square” に出演。
  @名古屋市久屋大通公園久屋広場  
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