blogoval | tweetoval

Twitterのtweet(つぶやき)まとめ&旧ブログ "bLogOval." 保存庫。

The end of life

2013-10-27 23:54:46 | 日記・エッセイ・コラム

早いもので、気が付けばもう10月も終わりかー。ここ2週間ばかりで一気に寒くなってきた感じ。今日は台風が過ぎたからか、抜けるような青空だった。

8月上旬に独り暮らしだった義母が急遽入院して、しばらくバタバタした生活が続いた後、9月の末に他界した。今日は納骨を済ませてきて、カミさんともども気持ちは落ち着いてきてる。

義母の入院のきっかけは熱中症だった。今年の春から調子が良くないのがなかなか治らなくて、カミさんが一緒に病院へ行くために義母の家を訪れたら、一人で通院できないほど衰弱した義母がいたとのこと。すぐに救急車を呼んで、自分も仕事帰りに救急病院で合流。その日のうちに入院が決まった。

最初は熱中症と衰弱状態の治療ということで入院してたのが、検査を進めるうちに腫瘍らしきものが見つかって、8月の下旬には手術のできる病院へ転院。9月に入ってすぐ手術を受けた。
体力のない状態だったので、術後はどこか悪くなっては別の処置をして――の繰り返しで、9月半ばあたりには肺炎を併発。正直、このときにはもうダメかと思ってた。

その後しばらくして主治医から話があった。意外にも肺炎は徐々に治ってきてて、術後の経過も良好とのことだった。感染症には注意が必要だけど、栄養を取って体力をつけましょうということで、9月下旬に入ると車いすに乗るリハビリも始まり、このままゆっくり回復して行くんだろうと思ってた。

ところが9月終わりの土曜日の夕方に病院から電話があって、今朝方から急に血圧が低下したので、こういう処置をしましたと。不安になりながらも、呼ばれなかったから大丈夫か……なんて思ってたら、翌日の明け方に病院から呼び出しの電話。急いで支度して、タクシーを使いながら1時間半かけて病院へ到着。
午前中の時点では声をかけると目を開けたりしてたものの、午後には目をつぶったままになり、夜になってそのまま永眠した。

入院してから2ヵ月弱、とにかく突然であっけなかった。亡くなった時の顔も眠ってるみたいで、まるで実感がなかった。
思うところは色々あるけど、晩年はいろんな人と交流があったみたいだし、それほど長い間苦しまずに逝けたし、まんざら悪い人生でもなかったんじゃないかと肯定的にとらえてる。

この間、知らせなきゃいけない知人関係の連絡先を調べてたら昔の写真が出てきて、それを見てたらまた写真を撮りに行くのもいいなと思えるようになってきた。あとは遺品整理が残ってるので、それが終わったら久しぶりに撮りに行こうかな。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿