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Vivitarトイカメラ購入

2008-11-16 15:16:02 | 写真
このところ仕事の疲れとか風邪とかで、帰ったら晩飯食べてウトウトして、目が覚めたら風呂入って寝ちゃうという生活が続いてて、すっかり更新が滞ってしまった。気付いたら先月からもう1カ月近くも更新してなかったのか……。

さて。少し前の話になるけど、9月の下旬に団地写真サイト主催者による団地トイカメラ写真展「ダンチノココロ」というのを観てきた。このときに、ギャラリーにいた「今日、団地気分。」のリサタケキ(旧:団地はネコの楽園)さんや、「団地百景」のHAMさんと話をすることができて、すっかり感化されて帰ってきたんである。トイカメラのぼんやりした緩い写り具合がたまらんなぁとか、やっぱり写真はプリントだなぁとか。
で、その場で「うちもトイカメラ買います買います」なんて言ってしまった手前、先方が覚えていようがいまいが、とにかく買うぞということで、ようやく買ったのが10月中旬。ブログを書くのと同様、相変わらず行動がワンテンポ遅れてるのがいかにも自分らしいというか何というか。

トイカメラはHOLGAやLOMOなんかが有名だけど、HAMさん曰く「Vivitarは初心者でも失敗が少ないですよ」とのこと。この「Vivitar」っていうのは、正式には「Vivitar Ultra Wide & Slim」という名前で、超広角22mmのプラスチックレンズ、写真の四隅が暗くなる「トンネル効果(一般的に嫌われてる周辺減光)」とビビッドな発色が特徴。ショップが特設サイトを設けてたり、flickrのグループで大量の写真を見ることができるので、詳しくはその辺りを見てみるといいかも。もちろん、自分で撮った写真もこの記事の後半で並べてあるので、そっちもヨロシコ。
一応スペックも書くと、絞りf/11&シャッター速度1/125固定、焦点距離1.2m~∞。カメラにはフィルム巻き上げダイヤルとシャッターボタンしかないから、難しいことは考えずにシャッター押すだけっていう写ルンですみたいなお手軽さで、トイカメラ&フィルムカメラ初心者にも安心仕様。

R0012630ということで、Vivitar Ultra Wide & Slim(写真右側の銀色のヤツ)と、ついでにもう一つ、水中撮影可能なVivitar UW100(写真左側の黄色いヤツ)を買ってみた。自分用のはUltra Wide & Slimで、UW100の方は2,000円を切る安さだったのでカミさん用に買ったもの。Ultra Wide & Slimの大きさは一般的なコンパクトカメラと同じくらいで、GX100と比較してみたらほぼ同じくらいだった。

R0012617Ultra Wide & Slimのパッケージはギフト用ラッピングになってるので、自分で使ってもよし、人にプレゼントするもよし(フィルムも忘れずに)。一緒に写ってるフィルムは、買ったときにオマケでついてきたSolaris 400。このフィルムはもったいなくて、まだ使ってない。

R0012634ちなみに、ケースはハクバの「デジタルポッシュ ST SS」がUltra Wide & Slimにピッタリサイズ。ベルト通しと吊り下げ用フックが付いてるセミハードケースで、カバンに入れるときの保護用として使ってる。何せトイカメラっていうくらいで、オモチャだから壊れやすいらしい。一番ヤバイのはフィルムの巻き上げレバーで、こればっかりはもうちょっとどうにかならんかったのかと……。<ケースとは関係ないか


撮るときは上着のポケットに放り込んで、とりあえず撮りたくなったらファインダーを覗く。良さそうならフィルムをジーコジーコと巻いて、シャッターをチキッと押すだけだし、気に入らなければポケットにしまって、また歩き始めるといった感じ。デジカメで液晶や画像を確認しながら撮るのとは違って、本当に気軽に撮れるのがいい。
フィルムは、とりあえずヨドバシで安かった「DNP CENTURIA 200」10本パック(2,200円程度)を買って、テストで2本ほど撮ってみた。妙に安いんで品質が心配かもしれないけど、一応コニカミノルタのフィルム事業部を大日本印刷(DNP)が買い取って作ってるフィルムで、同じ物ではないにしてもそんなに悪いもんじゃないと思う。ちょっと検索してみると、気に入って使ってる人もいるみたいだし。
とりあえず、撮った写真を何枚か並べたずらずらっと後にテストの感想を少々。団地が多くてアレだけど、オシャレ系の写真はここにはないから(笑

Fh000007Fh000010Fh000025Fh000031Fh000114Fh000115Fh000119Fh000128

このカメラで撮るとき、一番の曲者は自分の指(特にシャッター側の右手)。超広角レンズなので、ファインダーで覗いたときには見えてなくても、プリントにはホールドしてる右手の指がバッチリ写り込んじゃうっていうことが割とあるから、持ち方にはくれぐれも注意。そもそもファインダー自体、レンズより左上にあるからズレるんだよね。デジカメに慣れてるもんだから、見たままフレーミングして撮ると、プリントが上がってきたときに面食らったりする。撮るときは気持ち左上にするのがミソ。
あと、日が暮れてくると、見た目には明るくてもプリントしてみると露光不足でダメだった。基本的には晴れの日カメラかなと思うんだけど、曇りで撮ったら意外と色が飛び気味になったり、一方で晴れた日中に撮ったら意外と暗めだったりして、とにかく撮ってみないと分からないという感じ。まぁ、その出たとこ勝負な感じもトイカメラの面白さなんだろうな。普通にその辺の町並みを撮っただけでも、妙に味があるように撮れちゃったりするから。
とりあえず、次はISO 100のフィルムで1本撮ってみる予定。でも休みの日になかなか晴れてくれなくて、いつ撮りに行けることやら。

ちなみにここに載せた画像は、現像時にCD-Rに書き込んでもらったもの。フジカラー系の店なら、フィルム現像時に一緒に頼むと、プラス500円で「フジカラーCD」にしてくれる。画像サイズは200万画素程度だけど、別に印刷入稿用にA4サイズのデータが必要とか、そういう使い方をするわけじゃないから、個人的にはこの程度のサイズで十分。プリントならネガがあるから、それで好きなサイズに焼けばいいし。
#本当はコダック系の店でピクチャーCDにしてほしかったんだけど、近所でコダック取扱店がなかった。残念。

ということで、デジカメ全盛のこの時代にあえてフィルムで、しかも融通の利かないトイカメラで撮るっていうのが結構面白いわけで。偶然いい感じに撮れてるとアーティスト気分になれたりするし(笑)、団地の雰囲気とも良く合うし、また一つ楽しみが増えたなっていう感じ。
ついでに、デジカメで撮った写真もプリントしてみようかな。データは扱いが楽だけど、やっぱり写真はプリントがいいなと思ったから。

(2009/5/24追記)
このVivitar Ultra Wide & Slimにカスタムの白&黒モデルが出たので記事追加。新しい写真もいくつか載せたので、興味があればどうぞ。
Vivitar Ultra Wide&Slimの白モデル「WHITE SLIM ANGEL」

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