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団地で花見なBGMを選んでみた

2009-03-29 17:17:27 | 団地
R0012849昨日は、ダンパク3で知り合った某有名な団地マニアの方を交え、数名で栗原団地へ花見に行った……んだけど、うちのカミさんは風邪ひいて寝込むわ、当日は曇り空で寒い上に、肝心の桜も咲いていないわで、団地仲間の家にお邪魔してひたすら談笑モード。花見はできなかったけど、話はとても楽しかったなぁ。

で、外で使うかなと思って持って行ったiPodスピーカーは意味がなくなってしまったものの、iPodのプレイリストは適当なBGMになったのかなということで、せっかく作ったので曲コメントを書いてみる。最近音楽ネタも書いてないし。
本当は他にも入れたかった曲は色々あるんだけど、流れに合わないとか団地のイメージとは違うとかで没にしてたりする。こういう作業って楽しいんだけどかなり大変。DJってすごいと思う、ホントに。

※順番は「曲名:アーティスト(収録アルバム)」

1.Twilight Finding:The Detroit Escalator Co.(Blue Science / Between Dubnotes
外でかけてもあまりうるさくならないよう、最初はゆったりしたスペイシーなデトロイト系のアンビエントをひとつ。アンビエントといえばこの浮遊感。このEPはもう入手困難かも。

2.Only This Moment:Röyksopp(The Understanding
とりあえず聴いてる人が飽きないよう、ここでキャッチーなエレポップをひとつ。これは疾走感があって大好きな曲。もうじき出る新譜も楽しみ……って、もう出てるんだっけ? 輸入盤予約してるんだけど。

3.Within A Sound:?-ziq(In Pine Effect
今回の花見で真っ先にかけようと思った曲。でも流れやら何やら考えたら3曲目になっちゃった。晴天の日に爆音で聴きたい大好きな曲なんだけど、このアルバムの他の曲はクセが強くて、M-ZIQ好きな人以外に勧めにくいのが何ともアレな感じ。最近のM-ZIQ自体もどうもアレな感じだし……。

4.Dreamer's Dream:Aural Float(Beautiful Someday
アルバムは全体的に歌モノのダウンテンポが多いんだけど、コレはインスト物のアンビエント。聴きやすくてイイでござるよニンニン。でもアルバムはもう入手困難……と思ったら再販盤が出るのかな。どうせなら1stも再販しておくれ。

5.Fall In Violet:Pole Folder(Zero Gold
ここらでトリップホップな感じの歌モノをひとつ。ダークだけどメロディアスでキラキラした感じもあって、地味ながらなかなか侮れない1曲。このアルバムはお気に入りなので、どの曲選ぼうか結構迷った。特に1曲目とか。

6.The End Or Near:All India Radio(Fall
オルタナロックとアンビエントの中間みたいな感じで、しっとりした歌モノのダウンテンポ。メロディの秀逸さと、曲の端々にエレクトロな要素も入ってたりして、分かる人には分かってもらえるかなという。通好みだけどいい曲なんだなこれが。3曲目のFallとも迷ったんだけど、こっちの勝ち。
どうでもいいけど、良くアルバムのジャケット画像が間違って横に掲載されてることが多い。

7.Sink Into The Sin:Matryoshka(zatracenie
一応知人なので入れてみた(笑)っていうか、それだけじゃなくてやっぱり完成度高いし、入れたかった曲のひとつ。ちょっとエレクトロなポストロックといった感じで、あまりエモーショナルな曲だと団地には向かないかなということで、適度に盛り上がりのある1曲目のコレに決定。

8.Fine Day (James Holden Remix):Kirsty Hawkshaw(Meta-Message
最初、晴れの日に聴きたいOpus III時代の「It's a Fine Day」を考えたんだけど、この曲は完全にレイヴなんで、もう少し落ち着いた感じのプログレッシブハウスにリミックスされたバージョンをチョイス。次の曲とのつながりも考えてコレになったっていうのもある。James Holden自体、Airdrawndaggerに関わってたみたいだし。

9.Magnetic North:Sasha(Airdrawndagger
実はこのアルバム、最初聴いたときは「難解系か?」と思ってたんだけど、それでも最初に聴いたときから気に入ってたこの曲はやっぱり入れようと。静かな雰囲気なんだけど熱さもあるブレイクビーツで、キラキラした感じがたまらない。繰り返し聞くと、やっぱりスゴイやSasha。
あー、今では好きなアルバムなので誤解なきよう。

10.Catching Light:Mirco De Govia(Iconic Path
ここらでエピック寄りのトランスだけど派手すぎないものを。Mircoの最新アルバムからの曲だけど、これはアルバム全体的にいい。後半に入ってくるメロディラインは秀逸。晴れた日に空を見上げながら聴いたら、きっと泣けてくるねぇ。

11.Indonesia:Above & Beyond(Tri-State
でもって同系のエピックトランスからアンビエントブレイクスということでこの曲。何て言うか、この哀愁漂う旋律が記憶の彼方へ誘うというか、とにかく遠くへ連れて行ってくれるような何とも言えない感覚があっていい。遠くってインドネシアのことか。

12.Lander:Diego(Instant Reality
最後はストレートにテクノで締め。これは一応、アンビエントテクノになるのかな? 最初とはまた違ったスペイシーな感じの曲。アルバム自体はかなりフロアよりのハードなテクノが多いけど、こういう曲で締めてるのがいいセンスだと思ったり。頼むから新譜出して。



団地DVD「団地日和」

2008-05-26 01:33:13 | 団地
Danchi_biyori実は発売日に買って、今日で3回見てるのにまだ書いてなかったという為体。

団地DVDとしては去年だったか「団地マニア ~団地プレイはじめの一歩~」っていうバラエティ系のが出てるけど(過去記事)、「団地日和」はそれとは正反対の正統派――といってもカタい内容じゃなくて、ぼーっと流して見てるのが心地よいDVDだったりする。
DVDの内容は、30年代~40年代に建てられた低層~中層の公団住宅内を散歩してるようなイメージ映像と、付録が1960年に作られた啓蒙映画「団地への招待」、公団社歌「住宅公団の歌」。収録団地はひばりが丘団地、阿佐ヶ谷住宅、百草団地、草加松原団地、海岸通団地、赤羽台団地。

リンク: アルバトロス・フィルム「団地日和」.
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これ、最初にオーディオコメンタリーをオフにして見たときは、あまりの解説のなさに「マニアでも分かってる人じゃないと楽しくないぞ、これ……」と思って、せめてキャプションくらい入れろとか、結構不満だった。
でも、2度目にオーディオコメンタリーをオンにしてみると、要所要所に細かい解説が入るので、映像に対する興味の持ち方が全然違う。最初に見るときはこっちの方が断然オススメ。その後はオフにして、ボーッと見てるのがいい感じ。

見所としては、ひばりが丘団地のテラスハウス内や百草団地のセットバック(階段状)住棟内、赤羽台団地の単身棟やスターハウスの内部といった、普通は入れない団地内の映像が見られること。特に百草団地のはメチャクチャ気に入ってて、今すぐ住みたいくらい(笑)。あと、散歩感覚で団地内の見所が短時間で見られるのもいい。百草団地の連結住棟とか、海岸通団地の個性的な住棟なんかは結構お気に入り。すでに今では見られない団地や住棟もあると思うから、ある意味貴重かも。
「団地への招待」は、正真正銘の団地ブーム期(60年代)に、新しい生活様式の「団地の生活はこんな風にしましょうね」っていうのを紹介した映画(舞台はひばりが丘団地)。当時にしてみれば田舎から出てきて高級マンションに住むようなハイソな生活になるので、設備を正しく使いましょうねっていうのがメイン。今見ると、ガスに火を付けるタイプの風呂釜で「ガス中毒って怖いのね」なんてナレーションが入ったり、トイレが和式だったり、狭い部屋にソファー置いたりベッド置いたりしてほとんどスペースがなかったり、カクテル作ってバルコニーで飲んだりと、笑ってしまうようなギャップが当時の団地族では最先端だったわけで。あと、何かにつけて「共同生活」を強調してたのもポイント。これは今でも一緒だと思うけど。

あとは、普通そんなところ気にして見ないだろうっていう部分を。まずBGMなんだけど、前半3つの団地ではイージーリスニング風で「のんびりお散歩してます」っていう感じなのが、後半3つの団地では中期YMO入ってる?って感じのダウンテンポなエレクトロニカ風に。ちょっと意外だけど、どこか懐かしいのはYMO世代だからかなぁ。
あと、さらにどうでもいいかもしれないんだけど、ナレーションとオーディオコメンタリーの進行役をやった二唐章子(にがらあやこ)さんって、調べてみたら「[ma]」っていうユニットのヴォーカルやってる人らしい(ブログの該当記事)。どういうつながりでナレーションを引き受けることになったんだろう? 不思議だ。でも、まったく団地に興味なかったのが、オーディオコメンタリーが進むにつれて興味を持ってくるところが面白かったりして。

まあ、そんな感じでこのDVDは「僕たちの大好きな団地(過去記事)」に続けてオススメ。その他団地関連の書籍とか写真集も買ったので、その話はまた後日。

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団地鑑賞のHOW TO DVD

2007-11-03 23:03:08 | 団地

リンク: CDJournal.com - ニュース - 「団地鑑賞」のHOW TO DVD『団地マニア~団地プレイはじめの一歩~』が発売.

どうもここ最近、マスコミが「団地マニア」っていうキーワードを面白がって取り上げてるように思えるんだけど、そんな中で団地マニアDVDがエイベックスから11/14発売(2,940円)。内容は架空の教養番組で、「団地鑑賞」を誰にでも楽しめる新たな趣味として紹介するんだそうで。
団地鑑賞の紹介は、タモリ倶楽部やら山田五郎の新マニア解体新書やらでマスコミ的に有名になった「住宅都市整理公団」サイト総裁・大山顕氏。あと、ダンチ妻の危機管理にテレンス・リーだって。団地をネタにしたバラエティってところか。

それにしてもこのDVD、団地鑑賞といっても高層棟の解説しかないんじゃなかろうか。大山氏の団地サイト「住宅都市整理公団」には高層団地の写真しかないから。
それからブログの方で、団地本「僕たちの大好きな団地」に関連するエントリーでは以下のようなことを書いてる(以下抜粋:詳しくはリンク先の全文を)。
リンク: 「住宅都市整理公団」別棟:「屈折した片思いとしての団地愛」よりさらに屈折して.

よくインタビューで「団地がほんとに好きなんですねー」って言われて「いや、べつに団地好きじゃないです」って答えると変な顔される。ていうかさ、ほんと世の中「好き」と「嫌い」ばっかりだよね。どうしてそれ以外で語られないのか。
    *
で、団地っていちばん「地味だけど素敵」だったので撮った、と。なんでもよかったんですよ。団地じゃなくても。ゴルフ練習場でも。
    *
「良い風景っていうことになってる」風景はほんとに「良い風景」なのでしょうか。ほんとにみんなそう思ってる?そう問いたい。だから、団地はそう問うための手段であって、目的ではない。10階建て以上の高層団地しか撮らないのも同じ理由。あんなに大きいもので視界に入っているのに「見えてない」最たるものだと思ったから。

ということで、別にこういう団地好きを否定するつもりはないけど、この間のNEWS23でやってた団地マニアとは別の種類で、どっちかっていうと高層建造物マニアといった方が良さそうな感じ。彼のブログを見ると、最近は団地よりも工場とかジャンクションとかの写真を多く撮ってるみたいだし。

とりあえずこのDVD、「団地といえば高層」っていうイメージがある人にはピンと来るのかな。大友克洋の「童夢」みたいな。そういえば童夢を描いてた頃の大友漫画は面白かったな。

(11/27追記)童夢の舞台となった団地のモデルは、どうやら川口芝園団地らしい。
リンク: しばぞの団地へ行こう! 東京動画 ~TOKYODOUGA.NET~.

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今日のNEWS23特集「昭和の幻を懐かしの団地に探す」

2007-10-31 19:52:48 | 団地

今日知った団地関連のTV放送ネタ。TBSのNEWS23で「昭和の幻を懐かしの団地に探す」という特集をやるとのこと。(※時間がずれて0:04から放送になったらしい)

リンク: プロジェクトD テレビに出演します.

上の「プロジェクトD」ってのは頭文字Dではなく、団地のD……だと思う。間違いなく。

一応、「こんなギリギリで言うなよウワァァン」な人向けに、YouTubeで見つけた団地特集番組の動画↓。これが関西で放送したっていう特集なのかな。しかし、自分もこんな感じで団地を撮ってるのかと思うと……。
YouTube - 団地萌えな人々

(11/3追記)上の動画はこれ↓のことか。
リンク: [2007/09/28]いま解き「“静かに萌ゆる”団地マニア」.
NEWS23で放送したのは、これを元に関西方面独自の話を削除して、常磐平団地などで問題になった孤独死とかそういう話も入れてあった。


団地サイト更新(オマケ:団地が舞台のジブリアニメ)

2007-07-29 21:17:07 | 団地
実はオマケの方が長いんだけど。
とりあえず団地サイトを更新。リンクにも団地単体もののサイトを追加しておいたので、好きな人はどうぞ。
イカす☆ダンチ☆天国

で、オマケのジブリアニメの話。
昨日の午前中にテレビをつけたら、ジブリの背景を描いてる人の番組がやってた。背景のモデルにしてる場所があるっていう話で、トトロやらハウルやらもののけ姫やら、その辺のメジャー作品が紹介されてた。
それを見て思い出したのが「耳をすませば」。これ、映画化が決まる前に原作の漫画を読んでたので、何でジブリ?とか、何で顔が世界名作劇場?とか、何でまた随分地味な漫画をアニメ化しようと思ったかな?と疑問点だらけで、あまり興味がなくて見てない作品。
ただ、このアニメもモデルになってる場所があるそうで。ファンサイトなどによれば、主人公の女の子が団地に住んでて、それが多摩ニュータウンの愛宕団地らしい。ただし、給水塔はそのままだけど住棟の形が違うとかいう話もある。
確か漫画では一戸建てに住んでたはずだから、何故団地?とも思ったけど、そんなことはどうでもいい。とにかく団地が舞台だ(本当は聖蹟桜ヶ丘周辺)。
とりあえず、以下のリンクでモデルとなった団地や周辺のことがわかる。

●物語の舞台となった風景
耳をすませば 詳細ロケ地情報

なんて書いた後で、原作では確か一戸建てだったよな……と思って確認のため調べてみると、別の団地を挙げるページを発見。多摩市内の団地では諏訪2丁目団地や永山3丁目団地のタイプとのこと。

第3章 月島家の住居

ということで、確認のために見てみるのも良いかもしれない。それにしても間取り図まで書いて、よく調べてるなぁ……。

あともう1つ。asahi.comで、多摩の町をイントロに、監督の故・近藤喜文氏と作品の話が書いてある。監督自身が団地住まいだったらしい。これを読むと、あの漫画がどんな風になったのか見てみたいような気もする。元が少女漫画だから、オッサンが見るとかゆくなりそうな気もするんだけど、考えてみればそんなストーリーを作る側もオッサンか。
ちなみに、原作の漫画は4回で打ちきりだったらしい。今出てる文庫本では、本編のほかに映画化後に出た続編と、近藤監督×原作者の対談なんかも載ってるそうで。こっちは映画を見てハマったらどうぞってところか。

asahi.com: 月島雫と天沢聖司―東京・多摩?-?愛の旅人?-?トラベル

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