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Twitterのtweet(つぶやき)まとめ&旧ブログ "bLogOval." 保存庫。

Twitterでサウンドファイルをアップする(Chirbit)

2011-07-21 23:36:34 | DTM
今回は自分の備忘録も兼ねて。

7月15日はファミコン発売日だったことから、巷では「ファミコンの日」と言われてたようで。ならば昔ファミコンな曲を作ってたのをTwitterで公開しようと思い立って、写真のTwitPicみたいに気軽にアップロードできるところはないか?というのがそもそもの始まり。
割とすぐに見つかったのがtwaud.ioっていうサービスで、まさにTwitPicのオーディオ版という感じだったんだけど、なんか終了アナウンスが……。代わりにSoundCloudが紹介されてたから見てみたものの、面倒くさそうでやめてしまった(;´Д`)

で、ようやく見つけたのがChirbitというサービス。基本的には音声を録音してやり取りするSNS的なサービスらしく、TwitPicほどサラッとというわけにはいかないものの、登録さえ済ませれば割と簡単に使えるので、使い方を簡単に説明しよう。

Chirbit_1ChirbitはWeb上で音声を録音することもできるサービスらしい。もちろん手持ちのサウンドファイルもアップ可能。新規登録はSign upのリンクをクリック。


Chirbit_2ユーザー名、パスワード、メールアドレス、文字認証を入力して、一番下の"I accept. Create my acount."をクリック。


Chirbit_3これがユーザーのホーム画面。あれ、初回は何か設定があったっけかな? まぁ、Twitterで使う分にはデフォルトのままで大丈夫(^^;
ということで、サウンドファイルのアップロードは"UPLOAD"ボタンをクリック。アップするMP3ファイルの注意点はあとで。


Chirbit_4サウンドファイルのタイトルとタグを入力して"Choose Your File"をクリック。ファイルを選択すると、すぐにアップロードが始まる。
タグに関しては、適当なジャンルを入れておけばいいと思う(このサンプルはファミコン音源の曲だから"famicom-like"にしてあるけど)。


Chirbit_5アップロードが成功するとこの画面に。ここに表示されてる短縮URLはホーム画面でも1クリックでコピーできるから、?ボタンで閉じちゃってOK。


Chirbit_6アップロードしたファイルを聞くときは、スピーカーアイコンの隣にある三角ボタンをクリック。"share link:"が短縮URLで、横の"copy url"ボタンでコピーできる。下の"tweet this chirbit"アイコンをクリックすれば、Twitter公式サイト経由でtweetできますよと。同様に、facebookとかGoogle buzzなんかにも対応してる。ホームページなんかに張り込めるembedタグもあるよ。こんなの↓
<iframe src="http://chirb.it/wp/tK00gv" width=380 scrolling="NO" frameborder=0>This browser does not show iframe content.</iframe>
Check this out on Chirbit

Chirbit_7tweetボタンの左にあった"edit this chirbit"をクリックすると、タイトルやタグの編集が可能。あと、ダウンロード可能にしたかったら"downloadable?"にチェックかな。最後に"Edit"ボタンをクリックして反映。コメントを付けられないのが残念(ほかの人からはもらえるから、それを使うって手はある)。


と、Twitterで使う分にはこの程度覚えておけばOKね。SNS的に本気で使いこなしたい人は、いろいろといじってみてちょ。

で、MP3ファイルをアップロードするときの注意点を。
最初、何度やってもアップロードに失敗するなぁと思ってFAQを見たら、MP3の場合はサンプルレート等に制限があって、22.05kHz・ステレオにしてやらなきゃいけないとのこと。で、変換ツールを色々探したんだけど、結局iTunesが細かく設定できて失敗もなかったので、この方法を載せておこう。

Itunes_mp3_1iTunesの設定画面を開いて、「一般」の「インポート設定」ボタンをクリック。


Itunes_mp3_2インポート方法は「MP3エンコーダ」、設定は「カスタム…」を選択。


Itunes_mp3_3ここでサンプルレートを「22.050kHz」に設定。ステレオビットレートは64~96kbps辺りでいいんじゃないかなぁ。あと、ステレオじゃなきゃダメということで「ステレオ」の「ジョイントステレオ」に。一応VBRは外しておく。これで「OK」ボタンをクリック。


Itunes_mp3_4あとは変換したい曲を選択→右クリックで「MP3バージョンを作成」を選択して変換。できたファイルをアップロードすればOK。


ということで、自分で曲作ったけどニコニコとかYouTubeとかは動画に変換するのが面倒とか、そこまで大々的に公開したいわけじゃないけどちょっと聞いてよ奥さんって人にはいいんじゃないかな。あ、一応自分のChirbitのURLは www.chirbit.com/blogoval ね。昔作ったファミコンな曲が置いてあるので、興味ある人はどうぞ。更新は…当面ないと思う(´Д`)
ちなみに冒頭で触れたSoundCloudは、割と海外のアーティストも活用してたりするので、本気モードの人は頑張ってそっちを覚えてもいいのかもしれない。



青いmicron「micron SE」とか「MINIAK」とか

2010-03-07 13:48:30 | DTM
最近はtwitterのお手軽さで、そっちばっかりちょこちょこ書くようになってるんだけど、ブログの方も週イチペースで書きたいところ。twitterのおかげで書くクセがついて、ブログの方も書きやすくなるといいなーと自分に期待してみたりして。
で、今日のネタは正月に書きかけて放置してたもの(爆)。ネタが腐りきる前にさっさと放出。腐って没にしたのもいくつかあるし(--;

Al127_1_2ALESISのシンセが続々とディスコンになって、唯一残ったコンパクトなアナログモデリングシンセのmicronに限定カラーの「micron SE(Special Edition)」が登場してた。micron自体は2004年に発売された機種なので、なぜ今更?という気がしないでもないんだけど、姉妹機にあたるMINIAK(後述)の登場が影響してるのかもしれない。

リンク: Alesis、モデリングシンセ「Micron」のスペシャルモデル「Micron SE」を限定発売! - MusicMaster.jp ~音楽制作ポータルサイト~ News.

オリジナルのmicronとの違いは本体カラーだけらしいので、好みで選んでちょうだいという感じかな。青いmicronが欲しい人は、限定品なのでお早めに。でもボタンとかホイールの発光部分は青じゃないのね。
micron自体のスペックについては上の記事のリンクとか製品ページでどうぞ。連続可変ウェーブ・シェイプとFMシンセシスを音源としていて、太くてギラギラした音が特徴ね。製品ページの「サウンド・デモ」でプリセット音が聴けるよ。ビヨビヨなベースが好きな人には結構いいんじゃないかと。サウンデモでは聞けないけど、エレピの音「EP? OK!」はヤマハFM音源系ほどキラキラし過ぎてなくて、やや落ち着いた感じで個人的には好きだなぁ。
しかしmicron安くなったなー。自分が買ったときは5万ちょいくらいだったのが、いまや4万切るくらいだもんなぁ。

なお、micron単体で音色エディットをするのは面倒だという人は、PC上でエディットできるツール「micronizer」っていうのが公開されてるので、興味ある人はどうぞ。英語だけど。一応Mac版もアリ。
リンク: Micronizer - Going beyond the single knob on the micron....

あ、もう一個「micronAU」っていうのを発見。MacでAudio Unitsが使える環境の人は、こっちの方がいいかも。見た目もIONのツマミみたいでエディットしやすそう。英語だけど。
リンク: RetroWare's Minimalist Web Site.

一応日本人が開発した「micronit」っていうのもあるので、参考までに。micronizerに近いのかな? Mac版だけどWindows版もアリ。
リンク: iControlit.

Miniak_1micron関連でもう1つ。AKAIからmicronをベースにした37鍵コンパクトシンセ「MINIAK」もすでに発売中。これ、去年の春先に話題になってどうなんだろうと思ってたモノで、中身はほぼmicronだけど同時発音数が倍の8音っていうのと、本体がAKAI製&グースネックマイクが付いててボコーダーもすぐに使えるという代物。micronだと、ダイナミックマイクを直接つないでもゲイン不足でマイクプリかまさないとダメっぽいんだよね。あと、micronのm1/m2スライダーがIONみたいなホイールになってるのも大きな違い。
micron同様、今のご時世にUSB接続できないのが少々アレだけど、それでも十分個性的で面白いんじゃないかと思う。まぁ、今はソフトシンセで全部済ませちゃう人も多いだろうから、ハード好きな人しか興味を示さないんだろうな(^^;

ちなみにMINIAKのレビューをみつけたので貼っておこう。なんか音作りに関してすごく細かく書いてあるので、micronのレビューとしても参考になるかも。
リンク: DTM音響機器レビュー AKAI MINIAK.

ということで、コンパクトでキュートなシンセが好みならmicron、ゴツくて実用的なのが好みならMINIAKって感じで選んでみるといいかも。ボコーダー好きならMINIAKがすぐ使えて良さげ。でもmicronも可愛くていい感じだよ。

ALESIS(アレシス)/ Micron SE
ALESIS(アレシス)/ Micron
AKAI(アカイ)/ MINIAK


コンパクトシンセ+ボコーダー「microKORG XL」開発者インタビュー記事とか

2009-02-17 00:21:09 | DTM
しばらくこの手のニュースをチェックしてなかったもんだから、こんな面白そうな物が出てたのにさえ気付かなかった。不覚。

Microkorg_xlリンク: 新しいビンテージを目指す──microKORG XL開発者に聞く.

名前を見て分かる通り、「microKORG XL」は「microKORG」の2代目に当たるコンパクトシンセ。37鍵のミニ鍵盤を採用したコンパクトな筐体、電池駆動可能、グースネックマイク付ですぐにボコーダーとして使えるといった特徴がそのまま受け継がれてる。

microKORG XLの特徴としては、まず音源が変わったこと。初代はMS2000ベースのアナログモデリング音源で、これがXLではRADIASやR3と同じMMT音源になってる。そのせいで、どっちかっていうとR3の弟分的なニュアンスの方が強くなったような気がしないでもない(8ボイス・2ティンバーはR3と同じ)。

あと、面白いのはアナログモデリングシンセのクセに、PCMでピアノやエレピ、クラビなどの音源を搭載したこと。最初はなんでこんなことを?と思ったんだけど、上のインタビューを読んで納得。新型のデザインからインスパイアされて、「これはビンテージキーボードの音源も入れよう」ということになったんだそうな。
ちなみに、鍵盤もミニ鍵盤としては珍しい箱型で、しかもタッチにこだわったものになってるんだけど、これは初代をピアノと一緒にステージで使うミュージシャンがいて、そういう使い方をする人がいるならと、楽器メーカーとしての使命感でこだわったらしい。KORGエライ。
そうそう、XLではUSB端子が付いたからPCとの接続も簡単で、MIDIキーボードとして使うのも手軽になった感じ。その場合、パネルの右側にある3つのノブがアサイナブルノブとして機能するらしい(マニュアルのPDFをざっと眺めて確認)。あと、KORGのWebページから「microKORG XL Sound Editor」をダウンロードしてPC上でサウンドエディットできたり、microKORGやMS2000、MS2000Bのプリセット・プログラム・データがダウンロードできたりする。

ルックスに関しては見ての通りシンプルになって、個人的には初代よりも好きな感じ。これも極力ボタンを排除して、シンセを知らない人にも使ってもらうための工夫らしい。音色の選択も、ジャンル×楽器で初心者でも見当が付きやすいというところが良い感じ。
本体で音色エディットはやりにくくなったかもしれないけど、そこはPC上でやってちょうだいということみたい。本体でのエディットはノブ3つってことで、ちょっとだけMicronに似てるのかな?

あとはMSシリーズのパッチング機能をシミュレートしたバーチャル・パッチ機能も搭載してるから、ニンテンドーDSのDS-10あたりでちょっとシンセに目覚めた人なんかにもオススメらしい。個人的にも、DS-10は持ってないけどこれはかなり欲しい(笑)。ボコーダー+音の出るMIDIキーボードとして考えても、十分魅力的だと思う。ホントに。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=blogoval-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B001MQUZJ2&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
KORG(コルグ)/microKORG XL


本の付録にアナログシンセ「シンセサイザークロニクル」

2008-06-07 14:11:24 | DTM
Mimg04
リンク: シンセサイザークロニクル ふろく | 大人の科学マガジン | 大人の科学.net.

以前、本の付録にテルミンを付けた「大人の科学マガジン」で、今度はアナログシンセサイザーを付録にしちゃうんだとか(7/30発売予定、予価3,200円+税)。もちろん付録だから大層なものではないんだけど、それでも写真を見た感じは確かにアナログシンセっぽい雰囲気があって面白そう。前の付録のテルミンminiも接続できるそうで。しかしテスター棒は何をするんだろうな。これだけ妙に科学っぽい。さすが学研の科学。

で、付録にシンセを付けようっていう話の始まりとかその経緯なんかが以下の特集ページで読める。最初は元YMOのシンセ裏方というか人間シーケンサというか、現在は日本シンセサイザープログラマー協会のエライ人松武秀樹氏が「シンセの本を作りませんか」と言ったところから始まって、付録にシンセを付けようと決まると、裏方の人々がコストと性能との兼ね合いで悩みながら仕様を決めていく……という、ある意味リアルなドキュメント。物作りってこうだよね。
リンク: ふろくシンセのできるまで | 特集記事 | 大人の科学.net.

あ、もちろん本の内容もシンセの歴史とか原理とか、そういう話がある――はずなので、そっちも期待。アナログシンセが付録に付くくらいだから、原理の話はアナログ主体なのかな。

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ヤマハのMIDIコン「KX25」レビュー記事とか

2008-04-19 16:02:43 | DTM
気になってたクセに一月半以上も保留してたネタ。いい加減書こう。

Face_front_kx25_l
リンク: 藤本健のDigital Audio Laboratory
第315回:YAMAHAの「USBキーボードスタジオ」を試す ~ Cubase AI4と強力連携。ソフトシンセ満載 ~
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ヤマハが3月に発売したUSB接続MIDIコントローラのKX25/KX49/KX61のうち、一番小さなKX25(25鍵)のレビュー。一番の特徴の、バンドルソフトCubase4 AIやVSTiとの連携についてとか、オマケのソフトシンセについても書いてあるので、ソフト周りが気になる人に参考になるんじゃないかと。
ちなみに、記事の冒頭でショルダーキーボードのKX5云々って書いてあるけど、個人的には80年代半ばにマスターキーボードとして出回ったKX76/88の印象が強かったりする。

概要をざっと書いておくと、新生KXシリーズのコンセプトは「創造力を邪魔せずに、さくっとMIDIで曲作りをサポート」とのこと。強力なアルペジエーター機能――というか、パートに対応したMIDIフレーズ集と言える機能とか、USBバスパワーと付属ACアダプターの2種類に対応とか、MIDIインターフェース内蔵とか。初心者ならこれ1つで制作環境が揃っちゃうような感じ。シンセっぽい外見は割と好きだな。スライダーないけど。

キータッチに関しては、PCRシリーズとKXシリーズは割とよく似てるらしいので、コントローラの多さでPCRとか、CubaseやVSTとの連携でKXとか、そういう選び方になりそう。今使ってるCBX-K3(ディスコン)くらいの鍵盤だったら文句なかったんだけどな。
ちなみにキータッチについて詳しく書いてあるブログを見つけたので、演奏派な人は読んでみるといいかも。マスターキーボードとして使うのはどっちも却下らしい。KXについては結構厳しいな……。
リンク: Edirol PCR-800 vs Yamaha KX61 徹底比較 - underthemoon@hatena.

個人的には、昔持ってたM-AudioのOzoneよりは、前に店でさわったPCRの方がはるかに良かったから、入力に使う分にはKXも大きな問題はないと思う。そうそう、海外では「KX8」っていうGHS鍵盤(ヤマハの一番安い電子ピアノと同じ鍵盤)を採用した88鍵モデルも出てるらしい(国内の発売は未定)。

もうちょいキータッチがいいのをWebで探してみると、ちょっと値段が上がるけどReMOTE SL COMPACT辺りか。これも上位版のReMOTE SLよりは良くないみたいだけど、価格差も大きいから当然か。
>高価なMIDIコンがちょっと手軽になった「ReMOTE SL COMPACT」

YAMAHA(ヤマハ)/KX25
EDIROL(エディロール)/PCR-300