この間の発表でiPod Hi-Fiの名前を見たときは「iPodの高音質バージョンか?」と思って、期待してAppleのサイトを見たらスピーカーで、ちょっと肩すかしを食らった気分だった。
モノはiPod用Dock付きの2.1chアクティブスピーカーシステムで、DockにiPodを置けば充電可能。iPod nano/5Gをドッキングすると「スピーカー」メニューが表示されて、音質やらが調整できるらしい。その他、ステレオミニ/光デジタル兼用の音声入力端子も付いてて、Dock非対応のプレーヤーやらゲーム機やらとも接続できるとのこと。付属のACアダプターと、単1電池×6でも駆動可能で、リモートコントローラー「Apple Remote」も同梱。価格は42,800円。
ということで、形はセンタースピーカーみたいな感じで、スッキリしてるけど取り立てて良いとも悪いとも感じない、無難な印象。Hi-Fiと銘打つだけに音が売りだとは思うんだけど、こればっかりは聴いてみないと分からないから、今のところは何とも言えない。とりあえずオーディオ系サイト辺りのレビュー待ち。Apple Storeでは試聴できるらしい。
ちなみに、これについて書いてあったブログをいくつか見て回ったら、イイとか欲しいとか書いてた人は少数で、値段が高いから興味ないとか、もっと安いので十分とか、そんな感じのコメントが割と多かった。あと、4万円の価値が分からないって書いてた人もいたのが印象的だった。この価値観については、食べ物にたとえると感覚的にとらえやすいかもしれない。
例えば、スーパーの特売品のウナギ蒲焼きを乗っけた鰻丼しか食べたことがなくて、それに不満がなければ、「わざわざ高い金払って鰻丼食わなくたって、スーパーので十分旨い」と思うはず。で、おごりでも何でもいいから、たまたま旨いウナギ屋の鰻丼を食べる機会があったとすると、「これ食ったらスーパーの蒲焼きなんて食えないな」なんて思うかもしれない。でもウナギ屋に行くと高いから、「近所の魚屋で焼いてた蒲焼きなら、スーパーのより高いけど旨いから、それ買って食うか」みたいな感じ。同じ感覚で、「高級オーディオは高くて手が出ないけど、4万円くらいでそれなりにいい音がするなら、それ買って聴くか」というノリ。
ウナギはさておき、iPod Hi-Fiと似たような価格帯でHi-Fiなモノといえば、モニターオーディオのi-deckも外せないなと思ったりする。スマートなミニコンポみたいな形のセパレートタイプで、Dockもリモコンも外部入力端子も付いてて、何よりサイズの割に音が結構いいらしい。個人的には、発売されてからずっと気になる存在。興味があればPhile Webのi-deck特集記事を読んでみるといいかも。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=blogoval-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000BRU8P4&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
モニターオーディオ iPod・ハイファイ・システム I-DECK(モニタオ-デイオ)[IDECKモニタオデイオ] |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます