goo blog サービス終了のお知らせ 

blogoval | tweetoval

Twitterのtweet(つぶやき)まとめ&旧ブログ "bLogOval." 保存庫。

YMOとリンドラムとその末裔と

2006-12-03 14:43:49 | DTM
友達から借りたYMO本のインタビューを読んでて、よく出てきた「リンドラム」っていう言葉。どんなもんかと調べてみると、Linn Electronics社製のサンプリング黎明期に出てきたPCM音源のリズムマシンのことだった。
インタビューで言ってたリンドラムはおそらく初期のLM-1ではなくて、その次のLM-2だと思うんだけど(その後、一緒に借りてた学研の「YMO Book」を読んだところ、メンバーによる機材説明でLM-1と判明)、それがYMOのアルバム「浮気なぼくら」のほとんどの曲で使われてるんだそうで。もちろん、そのままの音を使ってるわけじゃなくて、相当いじってると思うけど。というわけで、パロディ版の「弱気なぼくら/NERVOUS」だけ持ってるんじゃダメだよなってことで、今更ながら「浮気なぼくら&インストゥルメンタル」のCDを購入(笑)。昔は「YMOが歌謡曲なんて」と思ってほとんど聴いてなかったんだけど、改めて聴いてみると、実はよかったっていう。全然歌謡曲じゃないし。

その後Linn Electronics社は一度倒産して、開発者のロジャー・リンはAKAIでMPC-60なんかの開発に携わった後、Roger Linn Design社を立ち上げて、現在は「AdrenaLinn」っていうシリーズのアナログモデリングのギターエフェクトをリリースしてる(ロジャー・リン自身がギタリストだそうで)。この辺の詳しい話は以下のリンクを参照。
>teknobo.com - LINN
で、AdrenaLinnにもちゃんとリズムマシンが付いてるので、実質的に現行のリンドラムの後継機種と言えるのかもしれない。現在の最新機種は「AdrenaLinn II」で、製品紹介ページにはデモムービーとか一部のサンプルサウンドが置いてある。
あと、AdrenaLinnの廉価版に当たるものとしては、M-Audioから「Black Box」なんていうのが出てる。ドラムの音がどうなってるのかは分からないけど、2万円を切る値段なんで、ちょっと遊んでみる分にはいいのかもしれない。

ROGER LINN DESIGN(ロジャーリンデザイン)/ADRENALINN
M-AUDIO(エムオーディオ)/BLACK BOX


簡単作曲ツール「DJ ビート クリエーター・KINETIC2」

2006-11-18 15:48:29 | DTM
リンク: KINETIC 2がパッケージを一新「DJビート・クリエーター」(DTMn - 過去のニュース).

前に書いたお手軽ダンスミュージック作成ソフト「KINETIC2」の日本語版が発売されたらしい。モノ自体は面白そうだし、値段もざっとネットを調べたら1万ちょい程度で買えるみたいだし、ちょっと遊ぶには良さそうなんだけど、日本語版の製品ページには大した情報が載ってなくてホントに売る気あるのかって感じ。もうちょっとだけ詳しいことは前に書いた記事を参照。
>マウスで簡単にダンス系の曲が作れる「Kinetic2」

EDIROL(エディロール)/KINETIC2


「PSGマニアックス!」公開

2006-11-01 18:19:19 | DTM

ということで、10月中にセコセコ作ってたPSG曲が「PSGマニアックス!」で公開されたので、主催に断りもせずブログ用バナーを作って横に貼り付けてみたり。
感想とかはプレ王の日記に書いたので、そっちを読んでほしい。とりあえず、面白いからPSGに興味ある人にはオススメ。第2弾もやってほしいなぁ。
>プレ王の日記


Novationのオーディオインターフェース付コンパクトシンセ「XioSynth」

2006-09-17 17:26:49 | DTM
Xio_sideview_l
リンク: MIDIコン+オーディオI/F+シンセ「XioSynth」(DTMn).

いつの間にかX-Stationが発売終了になってたらしく、その代わりに「XioSynth」っていう新しいコンパクトシンセが9月下旬発売だそうで(55,000円前後:発売直後は台数限定キャンペーン価格アリ)。8ポリフォニックの標準25鍵デジタルシンセにUSBオーディオインターフェース(入力はマイク用XLR×1、ギター用TS×1。出力はTS×2、ステレオヘッドホンジャック)、MIDIコントローラ機能を搭載してて、見た目は同社MIDIコントローラの「ReMOTE 25 LE」によく似てる。
売りは『最大32ステップのリズミカルなパターンを生成する「X-Gator」機能』らしいんだけど、一番いいなと思ったのは、XioSynthの音もそのままPCに送れるらしいってこと。DTMをやってる人間にとっては非常にありがたい。値段も手頃だし、DAWで使えるコンパクトシンセが欲しいと思ってる人には良い選択肢なのかもしれない。

NOVATION(ノベーション)/XioSynth 25
NOVATION(ノベーション)/XioSynth 49


Magical 8bit Plug2.0テスト曲

2006-06-25 15:33:43 | DTM
この間公開されたMagical 8bit Plug2.0、公開されたMac用のAudio Unitsは最初アーカイブの中身が1.0になってて、YMCKにメールを送ったら2.0にアップし直してもらえた。連絡してみるもんだ。
で、念願のスウィープが使えるようになったんで、それを使ったドラム音+新音色の25%Pulseでテスト曲をさくっと作ってみた。プレ王の方にアップするまでもないんで、ここにアップしちゃおう。シンセドラムのつもりが意外と今風のキック音になっちゃったな。あと高速トリルもどきを試してみたら、ちょっとチップチューンっぽくなったか。といっても32分音符だからファミコン版レッキングクルーみたいな感じだけど。
Mary's sheep
でも、これだとドラムで1トラック使っちゃってもったいないな。別の使い方を考えるか……。

そうそう、プレイヤーズ王国の音楽友達の間で「PSGマニアックス」っていうのをやろうっていうんで1曲作ることになったんだけど、どんな曲を作ったもんか結構悩んでる。元々ヘタレなのに本場のチップチューンを聴いて一気に戦意喪失っていうのもあるし、ベタベタなクソゲー音楽もやりたいんだけど他の人はレベルが高いから却下されそうだし(笑
昔のテーカンのSTAR FORCEとかSENJYOとかって、PSG3音だけ(ノイズのリズムなし)で緊張感のあるいい曲作ってるんだよなぁ。ああいうのが作れるようになりたい。