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もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

びわ湖の異変 ~ 鮎 追いさで網漁

2017年05月07日 | 日記

ぼちぼち小鮎が気になる季節になってきました。

高島市内の大きな河川では、遡上する鮎を獲る「やな」が設営されています。

ただし、全然獲れないとのことが、先日のニュースでも取りあげられていました。

それと、稚魚のようなちっちゃいサイズが多いとのこと。

ということで、今年の鮎ですが、量、サイズともに、どうもよろしくないようです。

スーパーに行くと、数は少なめですが、高めの価格が貼られた小鮎が売られています。

先日、我が家もおばあさんが買ってきて炊いてくれました。

サイズは小ぶりですが、美味しかったです。

原因は、滋賀県で調査中とのことですが、外来種の大きなプランクトンの繁殖などから、従来のプランクトンが少なくなり、そのため、ミジンコが減り、それを食べる鮎にも影響が出ているのでは、などが考えられるようです。

びわ湖がおかしくなってます。

さて、その鮎漁ですが、こんな伝統漁法があります。

「追いさで網漁」といいまして、春になり岸辺で群れを作っている鮎をカラスの羽をつけた棒で、さで網を持つ受け手の方へ追い込み漁獲する漁法です。

たまたまですが、その漁をされているところに出くわしました。

棒で追い立てていきます。

バシャバシャと追い立ててます。

 

受け手の方に近づいてきました。

受け手の方がタイミングよく、網を上げられます。

さて、入っていますでしょうか。

遠目ですが、ちよっとだけ入っているようです。

「あかんなぁ~。」という声が聞こえてきました。

やはり、今年の鮎は厳しいようです。

このままでは私の今シーズンの小鮎釣りも危ぶまれており、状況の改善を祈念。