ぼちぼち小鮎が気になる季節になってきました。
高島市内の大きな河川では、遡上する鮎を獲る「やな」が設営されています。
ただし、全然獲れないとのことが、先日のニュースでも取りあげられていました。
それと、稚魚のようなちっちゃいサイズが多いとのこと。
ということで、今年の鮎ですが、量、サイズともに、どうもよろしくないようです。
スーパーに行くと、数は少なめですが、高めの価格が貼られた小鮎が売られています。
先日、我が家もおばあさんが買ってきて炊いてくれました。
サイズは小ぶりですが、美味しかったです。
原因は、滋賀県で調査中とのことですが、外来種の大きなプランクトンの繁殖などから、従来のプランクトンが少なくなり、そのため、ミジンコが減り、それを食べる鮎にも影響が出ているのでは、などが考えられるようです。
びわ湖がおかしくなってます。
さて、その鮎漁ですが、こんな伝統漁法があります。
「追いさで網漁」といいまして、春になり岸辺で群れを作っている鮎をカラスの羽をつけた棒で、さで網を持つ受け手の方へ追い込み漁獲する漁法です。
たまたまですが、その漁をされているところに出くわしました。
棒で追い立てていきます。
バシャバシャと追い立ててます。
受け手の方に近づいてきました。
受け手の方がタイミングよく、網を上げられます。
さて、入っていますでしょうか。
遠目ですが、ちよっとだけ入っているようです。
「あかんなぁ~。」という声が聞こえてきました。
やはり、今年の鮎は厳しいようです。
このままでは私の今シーズンの小鮎釣りも危ぶまれており、状況の改善を祈念。
と言いながら、5日に琵琶湖に小鮎釣りに行った近江八幡の釣り友さんのいうには、小鮎が小さい? 多少ですが釣れたそうですがサイズがジャコ波に小さいそうです?
琵琶湖河川への遡上と成長も遅く成りますかね?
今のところ、今後への期待は薄いように感じてます。
ということで、しばらくは様子を見ていきたいと思います。