今日は、坂本龍馬さんのお墓参りのため、京都まで行ってきました。
11月15日と言えば、坂本さんの誕生日でもあり、命日でもあります。
天保6年11月15日に生まれられ、慶応3年11月15日、京都近江屋で凶刃に倒れた日です。
わずか33歳でした。
あの激動の幕末と言う時代に生きた坂本さんが大好きな私。
ちょうど休みだったと言うこともあり、東山まで行った次第です。
秋の京都は、まだ紅葉が早いと言う状態ですが、やはり観光客がどっさり。
車を八坂通りに停めます。
そして、すぐのところにある八坂神社へ参拝。
この時期、どこをお参りしても、願い事は一つ。長女の大学受験祈願のみ。
ここでも、しっかり、じっくりとお祈りいたしました。
そして、石塀小路を通ります。
そこで、きれいな着物女性がおられました。
最近では、観光客の方が着物を着られて歩かれる趣向が多いですが、このお二人は、しっかり舞妓さんになりきりです。
実に、お美しい!
小路を出ると、高台寺。
ねねさんのお寺と言うことで、スゴイ人出です。やはり女性が多い。
その横を抜けて、護国神社へ。
坂本さんのお墓がある護国神社では、龍馬祭が催されます。
坂道をフー!フー!言いながら登って行き到着。
まずお目当てだったシャモ鍋へ。
殺される当日に、中岡さん、下僕の藤吉さんと食べようとしていたシャモ鍋です。
今日は、京都の土佐県人会の方が振舞っておられました。
寸志としての、お金を入れて、頂戴します。
その箱の中には、お札がたくさん入っていてビックリ!
龍馬ファンの方々の心意気です。
一番汁は、墓前へ。その後は、私たち参拝者へ振舞われているようです。
そんなシャモ鍋は、もちろん美味しゅうございます。
そして、募金箱。
京都の円山公園にある坂本さんと中岡さんの銅像の修復募金です。
もちろん今日も拝見してきた私。
当然、募金をさせていただき、記帳も行いました。
それから、まずは護国神社をお参りします。
このお二人の姿を観て、しばし立ちつくす私。
境内には、坂本さんの像が立っていました。
左の変な着ぐるみは、「ながさき龍馬くん」。遠く長崎から、三浦按人さんたちと来られたようです。
それから、お墓参りです。
300円の拝観料を支払いますと、今日は、名刺が頂けました。
それは、坂本さんの名刺。中岡さんのもあり、どちらかを選べます。
粋な計らいであります。
さすがに今日は命日。平日ですが、参拝の方がたくさんです。
お墓へと続く石段の様子。(午後2時前)
そして、お墓です。墓前には、しっかりとシャモ鍋がお供えされていました。
坂本さん(左)、中岡さん(右)、藤吉さん(左奥)のお墓にしっかり合掌です。
今日お参りされている方には、熱烈なファンの方もおられるようで、手を合わせて涙を浮かべておられる姿も見られました。
その後は、霊山博物館を見学。
ただいまの展示は、「龍馬と土佐の衝撃」土佐勤王党結成から百五十年、と題した特別展が開催中です。
武市半平太さんの切腹の刀や血の付いた襦袢など、衝撃です。
じっくり感動しながら見学しました。
そして、外に出てくると、午後2時45分。
午後3時から、祭典が行われるようですが、この頃には人出がどっと増えていました。
この行列は、お墓の拝観料を払うための人です。
あの石段も途切れぬ行列が続いています。私が参拝した1時間前とは大違いでした。
そんな人ごみの中に、こんな人が・・・。龍馬さんでは?
そして、お参りを済まして、帰る途中に大谷祖廟へ立ち寄りました。
ここは、父のお骨も納骨しています。
今年、750回忌の親鸞聖人に合掌。
今回、縁あって初めて命日にお参りさせていただいた坂本龍馬さん。
全国に多くのファンがおられ、この命日に遠くからも参拝に来られています。
それだけの魅力があってのことです。
男も女も、若者も年配者も、坂本さんを慕って集まって来られている様子を観て、感動でした。
また、来年もシャモ鍋を食べに行きたいと思いました。