もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

緊張の20分・・・。

2009年08月25日 | 日記
今日は、職場の人事に関する面接を受けに行きました。

いつも釣り堀で勝負をしている、糖尿病が大変やばいのに、

ビビってしっかりとした治療をしないF氏と一緒です。

電車で大阪へと向かい、車中では釣りの話をするのですが、

どうも、心は上の空。

面接のことが、頭から離れない二人。

大阪に着き、まずオシッコ。

そして、地下鉄に乗り換え、しばらく時間があるので、喫茶店へ。

ここで、二人はコーヒーをすすりながら、面接に向けて案をまとめる。

このころになると、F氏は無口になっている。

そして、「あかん。緊張してきたわ。」との言葉。

すかさず「何を言うてますんや。緊張という言葉が一番似合わん人が・・・。」

そう、このF氏。海千山千。数々の修羅場をかいくぐってきている人なのである。

そして、いつも親分肌で構えているのに、

「緊張する。」とは、イメージが狂ってしまう。

しかし、F氏も人の子。それなりに緊張もするらしい。

そんなこんなで、頭の中を整理するつもりが、いい加減なまま、会場へ。

待合室で待っていると、F氏に呼び出しが・・・。

この時点で、頭の中が真っ白になってしまったF氏。

とりあえずのご健闘を祈る。

そして、私は、待合室で一人。

余計に、緊張度が増してくる。

手のひらに「人」と書いて、何度も飲み込むが、所詮気休め。

ドキドキが増してくる。

コンコンとドアがノックされ、いよいよ私の番である。

心を決め、出たところ、今、面接を終えたニコニコ笑顔のF氏がそこにいる。

なんと、現金なこと。終われば笑顔で、余裕の見送りである。

こちらの笑顔は、ひきつった状態。この差は、どうしたもんか。

そんなこんなと考える余裕もなく、会場へ。

そこには、偉い部長さん方がずらりと並ばれている。

その前に、さらし物のようにポツンと座らされ、いよいよ開始。

この時点で、口の中は、カラカラに乾き、脈拍は、早くて大きい。

5分間のスピーチのあと、質問タイム。

これが、また拷問である。

次から次へと、質問が浴びせられ、あたふたと答弁をするが、

その答弁に新たな質問が、かぶさってくるという有様。

もう、乾き過ぎた口の中は、歯茎に唇がからみつき、もう話しにくいの頂点。

そして、時間が過ぎていくのだが、なかなか終わらない。

結局、予定より終りが伸びてしまった次第。

立ちあがって退室するときには、酸欠状態に陥っていました。

やれやれと、駅へと向かい、互いに反省の弁を述べるが、

もう後の祭りであり、仕方がない。

昼飯を食べるが、疲れ切った私は、めずらしく食欲もわかず、

普通盛りのカツ玉カレーだけをペロリ。

その後、奥さんのリクエストのりくろうおじさんのチーズケーキ2個と

551の豚まん、そして、甘いモノ好きのF氏が見つけたロールケーキを買い、

なぜか両手がお土産でいっぱいになった状態で、帰りました。

わずか20分。されど20分。

一週間の仕事を一気にしたくらい疲れました。





コメント
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