TASTING CUBE

Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

梅酒 2006

2006-05-17 15:47:29 | Bin
青梅の出回る季節がやってきた。
この時期になると「出遅れた?」といつも不安になる。
何が出遅れるのかといえば、梅酒を仕込む為の青梅選び。

青梅は産地や大きさ、その年の天候、などで売っている場所によって様々なものが出揃う。
「去年あの八百屋さんでイイモノをゲットしたから今年もあそこで」なんてことはあまり通用しない。
いい青梅を手に入れたければ落ち着いてマメに探すこと。近所の八百屋さんからデパ地下まで、どこへ行っても必ずチェックして、これこそ、という一品を決める。

そもそも何故いい青梅が必要?
それは、梅酒を仕込む際、傷のついたモノをつかうと、出来上がった梅酒がにごったり、雑味がでたりするから。良い青梅はいい梅酒のためには必須なのだ。

では選び方。
①新鮮なもの。
②粒が大きく、大きさが揃っているもの。
③真っ青で、色が変色していないもの。
④傷がついていないもの。

だいたいビニールの袋に入っているから、上から下からくまなく粒をチェックすること。
シーズンは一ヶ月くらい続くので、あせらず探すのもポイント。
「買おうと思ってたら売れちゃった・・」と思っても、待っていると産地の違うものが後から入荷してくることもある。

梅酒造りは私の目標だった。
結婚したら、母が毎年やっていた通り、私も造りたいと思っていた。
毎年青梅を選んで、洗って一粒づつ丁寧にフキンで拭き取る。梅の白い産毛はとても可愛らしい。この作業が楽しい。


写真のヴィンテージは右から1998年、1999年、2003年。
おもしろいもので、年を経て琥珀色にこっくりと色づいてゆく。
これがまた面白くてやめられないのだ。



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