TASTING CUBE

Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

ゲストハウス

2006-09-18 22:16:32 | ワイン育
結婚式という形態はいっぱいあって、相変わらずこの業界は盛況なよう。
都内近郊に最近よく見かけるのは「ゲストハウス」。

都会のど真ん中ではなく、少しスペースの余裕にあるところに突然出現する、ミニミニホワイトハウスのような邸宅。
一日1、2組のみが式を挙げられる。
仕事柄、内部を拝見したこともあったが、先日、初めてウェディングのゲストとして招かれた。


用意されたスターターはブーブクリコの「イエローラベル」。
「おめでとう、乾杯。」と始めたが、その先もついついおかわりをお願いしてしまった。


お料理もそれぞれのタイミングにあわせてサーブされ、テーブル内の食べるスピードのばらつきにせかされる嫌味もあまり感じさせない。
サービスにあたる方々も、バイトかな、という印象が目につかないから安心感あり。
披露宴とは、決して「ゆっくりお食事を楽しむ場ではない」というわけでは昨今はなさそうだ。


招いてくれた友人にお食事のレポートを贈ろうと、せっせとシャッターを送った。


アミューズには、「イカや海老のマリネ」。


「本マグロと小柱のタルタル仕立てと真鯛のマリネ、柔らかなジュレとともに」

タルタルにボリュームがあって、ダラダラと食べていたい気分。

「フランス産フォアグラと季節のフルーツのソテー、アニスの香りとともに」

イチジクのソテーが大振りで印象的。もう少しコクが欲しかったかしら。そしたら小振りでも上品なフォアグラのソテーには最適。



「国産伊勢海老のポワレ、岩海苔風味のヴェルモットソース」
程よい味付けの伊勢海老。見た目が美しい。



「グラニテ」

この時間帯はグラニテを解ける前に口に運べるゲストは過小…。
催し物の入れ替わりでアワアワ。
コレばかりは、いつの時代も変わりない現実。


「シェフ特選和牛フィレ肉のポワレと季節の野菜のロースト、トリュフソース」

テーブル上でスピードがかなり違うのに、それなりに合わせてサーブされ、女性にはうれしい気遣い。


ウエディングケーキとデザートビュッフェ

ビュッフェは中庭に用意され、ウェディングの主役やご両親と、皆がおしゃべりできる。
彼らの素敵なおもてなしを感じた。

「スペシャルウェディングケーキ」

この手のケーキは大好き。
今回はサーフィンを通じて知り合った二人だったから、波にのってる彼らが主役のデコレーション。
本当に可愛らしくて素敵なケーキ。
こういうシンプルなケーキは戴いてもとても美味しい。



お招き有難う、とココロから伝えたくる数時間。
レストランウェディングと違うけど、限りなくプライベートな空間を提供してくれる。

何より、大切なおもてなしと、伝えたい気持ちがコンパクトに伝わってくる。
末永くお幸せに。