きょうを生きて living in a moment アドラムの洞窟

できることに集中すると美しさが生まれる。

その美しさを感じて息を吸おう。

中学3年の文化祭で(BACH パッサカリアとフーガ ハ短調

2012-10-03 22:00:41 | 日記
楽譜の読めない私でしたが、クラシック音楽が好きで中学生のころ合奏班に入っていました。そして楽譜が読めませんでしたが文化祭の時に指揮者にならせてもらいました。私以外のすべては本当に音楽家でした。

文化祭の曲目はバッハのパッサカリアとフーガ ハ短調です。

イエスキリストの受難を連想させる曲目です。

最初に重厚なダブルベースで導入し、最後にまるで群衆がイエスに向かって

叫ぶような場面、途中天使の清らかな歌声が聞こえたかと思うと

重厚なクライマックスに持ってゆく。

当日、2千人近く集まった父兄や先生 生徒を前にして

暗がりの体育館に迎い一礼し

指揮棒をもつ前に聴衆に向かって一言述べた。

(この曲を聴きながら

イエスキリストがどんな思いをして亡くなっていったのか・・・

目をつぶって考えてください。)

あの時、エホバの証人を知る前でキリスト教会にも行っていませんでしたが

イエスキリストがみんなのために亡くなった事実に

なんとか注目させようと必死だった。

そしてその事を思い出してはよく泣いていた。