怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

小さな感動を忘れてる自分

2010年06月01日 | 日記・エッセイ・コラム

 たまに、なんか偉そうなことを、肩に力を入れて書くことはできても、毎日毎日、「今日はこんなことで嬉しかった」「これはつらかったよな」…などと、ちょっと書き続けることができてない。

    

 これは、「忙しくて書けない」というのではなく、毎日のちょっとしたできごとに感動できてないからではないのか?

 仕事に追いまわされて、感動できない心になってる?

 こんな自分を認めたくはないけど、もしかしたら・・・。

   

 そう思わせたのは、今日、仕事でSさんのお宅を訪問して。

 Sさんは、数年前にご主人を亡くして、今は介護の仕事をしながら「パッチワーク」(?)とかいうものを作っている。昨日、お伺いしたら、「特別なミシンを買ったんだ・・・」とにこにこ顔で話してくれた。「みんなのおかげで・・・」と言いながら、どんどん新しい仲間と知り合い、「京都へ行ってきたんだ」とか、「これは〇〇さんが送ってきてくれた作品だ」と、楽しさいっぱいという感じだった。

   

 自分は楽しくないかというと、毎日、それなりに充実感とか、仕事のやりがいを感じて生きてるんだけど、小さな喜び、楽しみに感動しながら生きていないんじゃあないかなあ・・・。

 仕事で訪問したお宅で、小さな子どもと握手したり、ちょっとふざけたり・・・、そんなことも楽しいですよ。交通事故の対応などでお客さんから感謝されることも多いし…。

 でも、そういう楽しさや喜びを、仕事仕事で、すぐ忘れてしまっていないか?

    

 Sさんの顔いっぱいの笑顔から、感動を忘れた自分になっていないか、教えられた一日でした。

 

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