怒れる中年

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筍ご飯と山うどの和え物にびっくり

2010年06月03日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の夕方、自動車保険の契約に伺った西川町のお宅で、契約の後に「ちょっとだけど…」と出されたのにはびっくりしました。

お茶菓子ではなく、ご主人が山に行って取ってきたばかりの旬の筍のご飯でした。それに、これもめずらしい山うどの和え物でした。

    

ほかほかの筍ご飯のおいしかったこと。

これは筍のうま味を生かした奥さんの味付けがじょうずなことと、何と言っても筍が新鮮なことでは…。

「これはぜいたく!東京ではどんなに金を出しても食べられないですよ」と叫んでしまいました。

そうそう、今はやりの鳩山さんでも食べられない!

筍のうま味が今も口に残っているみたいです。

   

山うどの和え物も、山形の地元でもめずらしいと思います。ふだん、自分たちが食べているのは畑で作ったうど。これは山から採ってきたばかりのうど。

ちょっと癖のある味が旨い!

   

食べ物のことばかりほめてしまってすいません。

田舎ではお金は無いけど、別な贅沢があることを知ってもらいたかったのです。

今の私の仕事は、東京に居た時より忙しく、東京に居た時より少ない収入です。

多くの若い人には魅力が無いかもしれません。

でも、筍ご飯などの心のこもった料理を作って待っていてくれるお客さん…ありがたいじゃないですか。

   

そして、これは昨日だけでなく、いろんなお客さんが、いろんな形や方法で信頼の気持ちを現わしてくれるのです。

昨日だけでも、大口の契約をしてくれた他におみやげの食べ物をどっさり準備してくれていたKさんと奥さん、遅くなってしまったのに気持ちよく迎えてくれた散髪屋のSさん…、みんな、ありがたいお客さんばかりです。

   

今まで、こんなに信頼を示してもらえる仕事をしたことがない。

この保険代理店の仕事を始めて15年、やってよかったと思う。

人の役に立つ仕事、人に喜ばれる仕事、これは最高じゃあないですか!

   

おみやげに、採れたてのわらびまでいただいてしまいました。

もっともっと、自分の修行が大切とも思った一日でした。

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