環境問題や自然保護が叫ばれているのに、クロマグロ問題では「マグロが食えるか、食えなくなるか」で終わっていないか?
日本人がマグロを食べて何が悪い?
欧米人だって肉を食ってるだろ!
日本には魚文化があるんだ!
うーん?!
今回の問題で、もう少し、みんなで考えていけるかな・・・と思っていたのは、日本人が自然への畏敬の気持ちを大切にしていけるようになれば、ということ。
でも、だめだったみたい。
マスコミの論調でも採決の行方にばっかり眼が向いていた。
しかし、もう少し、「最近の日本の食のあり方はこれでいいの?」と考えてもよいのでは…。
特に思うのは、結婚式とかパーテイとか、各種の宴会での食べ物の乱雑な食い残し。
結婚式の後の食い散らかした残り物の山を見ると、「あー、この若夫婦も大したことないなあ」とため息が出てしまう。
昔の田舎では、宴会で出された食べ物は、残った分を折り詰めにして持ち帰ったものだ。僕ら子どもは、親の持ち帰りを楽しみにして待っていた。
食べ物になってしまった魚や動物や野菜のそれぞれに畏敬の念をもってはどうか?
そうすれば、マグロで、これほどの非難にさらされなかったのでは。
日本人よ、もっと、魚や動物や野菜たちと仲良く暮らそうよ。
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