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ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

いろいろ思うこと・・・

2016年05月18日 | 政治

★ 舛添都知事が厳しく批判されている。当然と思う。
小学校の時から成績はトップで東大に進み、東大で助教授をしてその後政界へ。
しかし今、世間の厳しい批判を受けているがご本人は何もわかっていないのではないか


★ もうひとつ、安倍さんの政治姿勢が変だ。
左派の学者で評判のよくない山口二郎氏がこんなことを書いていた。
山口氏こそ問題ある発言を繰り返し、悪評高いが、安倍総理に対する次の指摘は外れていないと思う。
今や安倍総理も「保守」ではない。
それどころか「日本破壊にまっしぐら」であり、人のアドヴァイスなど受け入れないのではないかと思う。
山口氏の意図とは別に、これらのことは私も感じている。


(1)自己愛が極めて強く、自分を正しい・美しいと思い込んでいる。
(2)自分に対する批判や責任追及に対しては一切耳を閉ざし、欠点を直そうとする意欲を持たない。
(3)自分を攻撃するものに対し、過度に攻撃的になる。
(4)敵を攻撃する際には嘘、ねつ造も平気で行い、それらがバレても恥じることがない。
(山口大先生もご自身のことと共通するものあったりして・・・)

あらためて定義するまでもないが、「安倍首相は子供そのもの」なのである。
日本はこのようなボンボンに統治されている、といっても過言ではないのである。(以上)

★ 毎日嫌なニュースが多いのでうんざりです。

                     


ブログのティールーム



Benny and Stern play Bach


これはアイザック・スターンがカーネギーホール存続運動を繰り広げた時のチャリティーで、当時の人気司会者ジャック・ベニー(自称ヴァイオリニスト)と楽しいバッハを弾いた時のもの。

会場は大爆笑、ジャック・ベニーのとぼけたコメディアンぶりが楽しいけれど、もっと面白いのは「コメディー」とわかっていながらも、だんだん演奏に本気になってジャック・ベニーに対して「無駄な?」合図を何度もおくる大真面目なスターンその人。(爆笑)



「キング オブ ハイC」と称された高音に強いパヴァロッティがヴェルディ「ドン・カルロ」でミラノ・スカラに出演、
ところが強いはずの高音が揺れ、客席からはブーイングの嵐、あとになってパヴァロッティはその時のことを語る。

They thing that they are the ultimate judge...they think they have the right to applaud or boo, and if you want my opinion, they are right!" ・・・聴衆のジャッジは正しい、と。 パヴァロッティは自分自身に厳しかった・・・。

Luciano Pavarotti crack in Don Carlo 1992




現代屈指のテノーレ、アラーニャがヴェルディ「アイーダ」の<清きアイーダ>で、聴衆の猛烈なブーイングを浴びる。アラーニャは退場、ステージに取り残された女性歌手が驚いているところに「代役」の歌手が着替えの時間もなく、普段着のままステージに登場。
Opera Perle Nere Roberto ALAGNA booed in AIDA at la Scala  (1分56秒)




往年の名テノーレ、ジュゼッペ・ジャコミー二はアリアの高い声が伸ばせず。
しかし聴衆は理解ある拍手を送る。悲しげなジャコミー二の表情が痛々しい。
全盛期にはこういうことが一度もなかった誇り高い名歌手だった・・・。
PERLE NERE Giacomini Celeste Aida crack and fix


ジャコミーニが聴衆に愛され尊敬されているのがよくわかる。
聴衆は「ブラーヴォ!」と激励の声。
しかし歌手としての年齢の限界にきたこの老いた名歌手の自分を責める表情は見ていて辛い。

コメント (4)
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