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ピロリ菌、人のタンパク質に偽装=細胞機能を破壊、病気に―東大

2011年08月23日 | お知らせ

こんなニュースを読みました。

ピロリ菌、人のタンパク質に偽装=細胞機能を破壊、病気に―東大
時事通信 8月23日(火)4時4分配信

 胃がんの原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の作るタンパク質が、人の体細胞内にあるタンパク質に偽装することで細胞機能を破壊し、病気をもたらすことが22日、東京大の畠山昌則教授(微生物学)の研究で明らかになった。米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
 ピロリ菌の細胞機能への作用を解明したのは世界で初めて。畠山教授は「この作用が病気の原因になる」としており、胃がんなどの発病メカニズムの解明が期待できるという。
 畠山教授によると、ピロリ菌はCagAという発がん性タンパク質を人の細胞内に注入する。CagA分子には「EPIYAモチーフ」という構造があり、研究では、人の体細胞内にあるプラグミンというタンパク質が同じ構造を持っていることを発見した。
 プラグミンはEPIYAモチーフを介して酵素と結合し、細胞の増殖や配置を制御するタンパク質の機能を調整する。ピロリ菌の作るCagAはプラグミンに偽装して酵素と結合し、細胞分裂などに異常を起こすことが分かった。
 EPIYAモチーフは他の細菌が作るタンパク質にも見られ、畠山教授は「細菌が引き起こす病気の解明につながる」としている。


☆ ピロリ菌のことは、以前にこのブログに書きました。
  コマーシャルじゃないのだけど、明治の「LGヨーグルト」を半年続け、ピロリ菌対策を。
  内科でピロリ菌検査もしています。もしあったら抗生物質を一週間飲む、など・・・いろいろ対策はありそうです。
   
コメント
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