とうとう、公演が終わってしまいました。
春野寿美礼さんの退団発表後の作品は、大和和紀さんの
「あさきゆめみし」。
公演の何ヶ月前からチケットが取れるか心配だったが
2回観ることができた。
1回目は、前から5列目。
オペラグラスなしで観られるのがよかった。
演じている人たちの目に涙が。
それがライトに当たって劇画のように見える。
実は、この作品は、以前宝塚大劇場でも観たけれど
トップが替わればこんなにも変わるのかなと思った。
歌・お芝居・ダンスとどこも素晴らしいトップさんのは
このチケット料金を払っても惜しくない。
せりふの中で柏木に向かって
「地獄に堕ちろ!」と言うのがある。
そのせりふのすごさに身震いしてしまった。
いまそこにいるのは、春野寿美礼さんではなくて
光源氏が悔しい思いを語っているように感情が伝わってきた。
下級生のころから、応援していたから、もう何年になるの
だろうか。
新人公演で当時のトップの真矢みきさんの役をされていた
ときの初々しさがいまも忘れられない。
着実に宝塚の男役の美学を身につけて、ここまでに
なられたのだと思う。
退団は12月。
退団公演のチケットも取るのが大変そうだけど、1回でも多く
観たいと思っている。
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