お月見

９がつに“じゅうごや（十五夜）”っていうのがあった。
パパ　　「きょうは“じゅうごや”だよ。」
おねえ　「“がっこう”で、いってた！」
パパ　　「“じゅうごや”は、“おだんご”だよ。」
ママ　　「…」
パパ　　「いや、“おはぎ”かな…」
ママ　　「…はいはい、かってきます。」
パパの“きぼう”で、“じゅうごや”をかってきた。

“シャトレーゼ”に、“じゅうごや（十五夜）セット”があった。
さっそく、“おそと”にでて…

おにい　「うわぁ、ほんとに“ウサギ”がいる！」
ママ　　「マジで～？」
おにい　「ほら、みて！」
ママ　　「あ、ほんとだ。」
おねえ　「みせてみせて～！」
“おつきみ”するヒト…“おつきみセット”たべるヒト…

パパ　　「これ、おいしい！」
ぼく　　「くん、もういっこ！」
ママ　　「ちょっと、“おつきみ”なんですけど…」
パパ　　「だから、みながら…たべてるじゃん。」
ぼく　　「くん、もういっこ！」
おねえ　「ダメ！たべすぎ！」
ママ　　「…“おつきみ”なんですけど。」
おいしい“おつきみ”でした。
…ごちそうさまでした。
　
　　　

ブロック名人

ぼくは、さいきん“ブロック”がスキ。
“あさごはん”がおわったら、“ようちえん”にいくまで“ブロック”であそぶ。

ママ　　「なんでも、つくれるね～」
ぼく　　「うん、くん、“ブロックせいじん”だから！」
ママ　　「ん？　“ブロックせいじん”？」
ぼく　　「うん！」
ママ　　「“ブロックめいじん”でしょ？」
ぼく　　「…ううん、“ブロックせいじん”！」
ママ　　「どこかの “ほし”のヒト、みたいだね。」
ぼく　　「“ブロック”の“ほし”だよ。」
ママ　　「そうか、あなたは“ブロック”の“ほし”のヒトでしたか…」
ぼく　　「しらなかった？」
ママ　　「しらなかったな～」
どうりで…ちょっと、ちがうとおもった。

パンにぬってあるモノ

パンに“なにか”を、ぬる。
ふつうのヒトは、パンと“なにか”を“いっしょ”にたべる。
おとうとは…

“なにか”だけを、たべようとする。

“なにか”は、“かお”について…おわる。

どうして、“なにか”にこだわるんだろう…

リフォーム ～プロの仕事～

おうちの“だいどころ”を“１かい”にすることにした。
いろんな“しごとのヒト”がくる。
“だいくさん（大工）”が“かべ（壁）”をこわすときは…
ドンドン、ガンガン！！って、すごかった。
ぼくたちは“２かい”で、ずっと…きいてた。

ぼく　　「ここだ！」
おとうと「わぁ！」
ぼく　　「うるさ～！」
おとうと「かぁ～！」
おねえちゃんは“かべがみ（壁紙）のヒト”に“むちゅう（夢中）”だった。

ずー…っと、みてた。
たしかに、“プロのしごと”だった。

あたらしい“かべ”は、ピカピカで…すっごく“あかるい”！
“かべがみ（壁紙）”だけで、ぜんぜんちがう！

どんどん、おうちがキレイになっていく。
なんだか、“こころ”もキレイになっていく。

リフォーム ～移動②～

おうちの“だいどころ”を“１かい”にすることにした。
だから、いろんなモノが“２かい”にあつまった。
いろんな“はいれるモノ”がある…

ついつい、はいっちゃう。
…おこられる。
べつの“モノ”をさがす。
いろんな“のぼれるところ”をみつける…
ついつい、のぼっちゃう。
…おこられる。
べつの“モノ”をさがす。
これらを、くりかえす…
これは“こうじょうしん（向上心）”？
いや、“こうきしん（好奇心）”？
おこられるけど…“わるいこころ（心）”じゃない…うん。