友達との約束

２年生のぼくは、色んな友達とあそぶ。
Ｋくんとあそぶ『約束』をしてたけど、うっかり忘れて…『放課後教室』であそんでた。
家に帰ると…
ママ「Ｋくんのお母さんから電話だけど…Ｋくんが待ち合わせ場所でずっと待ってたらしいよ。」
ぼく「あ、忘れてた…」
ママ「Ｋくんにかわってもらって、ちゃんとあやまっときな。」
ぼく「…」
ぼくは、Ｋくんにあやまった。

次の日…
ママ「学校に行ったら、ちゃんとＫくんと話すんだよ。」
ぼく「うん、ちゃんと手紙かいた。」
ママ「そっか。」

ぼくなりに、色々と考えた。
ぼくなりに、色々と作った。

Ｋくんの好きなポケモンの柄で『小さな袋』を作って…

Ｋくんの好きな『ポケモンの絵』を書いて…
あげることにした。

学校から帰って、報告した。
ぼく「手紙とか渡したら『人を思えるようになったな～』って言われた。」
ママ「そうか…『人を思えるようになった』のか…（笑）」
ぼく「『人を思える』って、どういうコト？」
ママ「相手のコトを考えられる…周りのヒトに優しくできるってことかな？」
ぼく「ふうん。」

ぼくは、ちょっぴり…『人を思える』ようになったらしい。
『人』といると、色んなコトを学ぶ。
『人を思える』って、とっても大事なコトだと思う。