計算カード

おねえちゃんは“けいさんカード”をやってる。
おねえ　「できないと“ふゆやすみ”に“がっこう”だって…」
ママ　　「たいへんだ…“なつやすみ”にやらなかったからな～」
おねえ　「…やる！」
おねえちゃんは、やりはじめた。

おねえ　「まずは、かんたんなのから…５＋３は…８」
パパ　　「はい」
おねえ　「９＋１は…１０」
パパ　　「はい」
こうして、おねえちゃんは“１０”までの“たしざん”をクリアした。
ママ　　「“２ふん”クリアしたね～」
おねえ　「はやいと“４５びょう”の“せんせいレベル”なんだよ！」
パパ　　「“４５びょう”なら、できるでしょ。」
ママ　　「いや、これが…なかなか。」
パパに“スイッチ”がはいった。
パパ　　「じゃあ、はかって。」
ママ　　「いいよ、よ～い、スタート！」
パパ　　「５＋３は８、９＋１は１０…あれ？」
パパは“４５びょう”いかなかった。
パパ　　「めくるのが、むずかしいんだよ、これ。」
ママ　　「はいはい。」
パパ　　「あ～、じゃあ、やってみなよ。」
ママがやったら、“４５びょう”いった。
ママ　　「やった！　パパに“かてる”もの、みつけた！」
パパ　　「よし、もういっかい！」
パパとママの“しょうぶ（勝負）”がはじまった。
そのとなりで、がんばってるヒトがいた。
おとうと「じゅ～（ペラリ）、じゅ～（ペラリ）…」

おとうとは、ワンランク“うえ”の“かけざん”をやってた。
おとうと「た～（できた）」
ママ　　「すごい、“かけざん”できるの～？」
おとうと「うん！」
なんでも、“マネ”からはじまる。
なんでも、“くりかえし”がだいじ。