幼稚園というところ

おとうとが“ようちえん”に、いきはじめた。
１にちめ…“せんせい”と“め（目）”をあわせない。

１しゅうかん…“じゅんび”はたのしい。

ママ　　「さ、いこうか～」
おとうと「いややな～」
ママ　　「ん？」
おとうと「ようちえん、いややな～」
ママ　　「そうか～」
“ようちえん”の“もん（門）”で、ギャーなき（泣き）をする。
“せんせい”が、ママから…ひっぺがしていってくれる。
せんせい「クラスで、“１ばん”ないてますよ～」
ママ　　「ですよね～」
せんせい「きょうは“おやつ”まで、なきました～」
ママ　　「ねばりましたね～」
“せんせい”から“１ばん”と“おほめのことば”をいただく。
２しゅうかん…“じゅんび”はたのしい。

ママ　　「さ、いこうか～」
おとうと「ようちえんか～」
ママ　　「ん？」
おとうと「ようちえんか～」
ママ　　「“おやつ”なんだろね～」
３しゅうかん…“ようちえん”はたのしい。
ママ　　「さ、いこうか～」
おとうと「たのしみやな～」
ママ　　「そうか～」
おとうと「♪あたまから　ひざ　ポン！」
ママ　　「うたえるんだ～」
おとうと「うん、♪あたまから　ひざ　ポン！」
よくよくきてみると、おかしい“かし（歌詞）”だが…
“たのしい”がふえて、よかったよかった。
これからも“たのしい”が…ふえますように！