憧れ

ぼくは“ようちえん”を…かしてあげた。
ぼく　　「これ、きてみる？」
おとうと「うん！」
ぼく　　「こうやって…こうやって…」

ぼく　　「これで、いい？」
おとうと「うん！」

ぼく　　「ママ～、くんの、かしてあげた！」
ママ　　「わぉ、“ようちえん”いくの？」
おとうと「うん！！」
おとうとは、うれしそうに“ようちえんごっこ”をはじめた。
ママ　　「“ようちえん”のかっこは、かわいいんだけど…」
パパ　　「かわいいね。」
ママ　　「ちょっと…さびしいかも。」
パパ　　「え～、そうなの～？」
ママ　　「うん、いがいと…さびしいかも…」
パパ　　「じゃあ、５にんめ？」
ママ　　「それは、べつの“はなし”だ。」
パパとママは“こども”の“せいちょう”を、あじわっていた。
あっっっというまに…“せいちょう”しちゃうのかもしれない。
まいにち、イライラするけれど…
イライラも“だいじ”に、とっとこう。
まいにち、イライラするけれど…
イライラを“えがお”と“ハグ”で、チャラにしていこう。
この“かぞく”でよかったと、おもってもらえるように…