こどもの描いた絵

ママが、調べモノをしている隣で…おとうとが絵を描きはじめた。
ママ「お、かわいい～。だれ？」
おとうと「ママだって！」

ママ「ママか～、かわいいな～」
おとうと「ピンク、すき？」
ママ「うん、かわいいね。」
おとうと「バックとハートもかいた！」

ママ「頭のポコンってついてるのは？」
おとうと「リボン！」
ママ「かわいいね～」
ママは、ピンクの服も持ってないし、リボンを頭につけることもしないけど…おとうとは、『かわいいママ』を描いてくれた。
ママ「足に指がある！」
おとうと「うん、そ～だよ。」

おとうとの絵は、進化している。

ママは、うれしかった。
おうちで怒ることの多いママだけど、おとうとの描くママはニッコリだった。
それが、うれしかった。

トレーニング

おにいちゃんは、剣道とバスケをやっている。
１年生から始めた剣道を中学でも続けると決めた。今は、去年から始めたバスケも…体力作りを兼ねて楽しんでいる。
そんなバスケも、６年生最後の公式戦を迎える。
バスケのコーチから「練習のない日は、試合にフルで出たのと同じだけ走れ！」と言われて、ちゃんと多摩川を走ってくる。
冬休みは、パパも一緒に走りに行ってた。

汗だくで帰ってきたパパとおにいちゃん…
パパ「いや、参ったよ。」
ママ「？」
パパ「走った後で、ダッシュを何本かして…キツそうだったから、まだまだだなって言ったら…両足につけてた重りをはずしてさ…こんなのつけて走ってたのかよってビックリした。」
ママ「あ～、最近ずっとつけてるね。剣道のママたちが『星ひゅうま～？！』って、ツッコんでたよ(笑)」
パパ「いや、参ったね。」
おにいちゃんは、東大和のおばあちゃんトコにあった重りを持ってきて…いつもつけている。
さて、バスケ最後の公式戦はどうなるかな？
行ってらっしゃい！！