準備

なんの“じゅんび”でも、ウキウキする。
ぼく　　「ハロウィンのだそうよ～」
ママ　　「もう？」
おねえ　「だって、もう１０がつだよ～」
というわけで、“やねうら（屋根裏）”から“ハロウィン”をだしてもらった。
さっそく…きてみる。

さっそく…あそんでみる。

あっというまに、“おばけパーティー”になった。
ことしは、なにに…なろうかな？

つりさげられたら…

パパが“はたけ”に、“カボチャ”の“たね”をうえた。
ツルツルスルスルのびて、“はたけ”は“かぼちゃ”だらけになった。
ママ　　「これ、“うえ”にのばしたら？」
パパ　　「“うえ”？」
ママ　　「“ひよけ”になるんじゃない？」
ということで、“ネット”を“２かい”のベランダまでつけて…
ツルツルスルスルのばした。
“はっぱ”がおおきいから、かなりの“ひよけ”になる。
“かぼちゃ”が、できるころに…“たいふう（台風）”がやってきた。
ツルツルスルスルのびた“カボチャ”は、“たいふう”で…
バサバサボキボキに、おれた。
もうすこし、“かぼちゃ”をおおきくしたかったけど…
“ざんねん”だけど“しゅうかく（収穫）”。
つりさげられた“カボチャ”は…

ビロロ～ンとのびた“かたち”になったりしてた。
でも、“ふつう”っぽいのもあった。

“カボチャ”を、“じめん”でそだてるのには…“わけ（理由）”があるんだな、きっと。

強盗団

なんか、“わるもの（悪者）”になりたい“きぶん”だった。
みんなで“わるもの”になった。
おにい　　「“て”をあげろ！」
ぼく　　　「うつぞ！」

ママ　　　「うわ、“ごうとうだん（強盗団）”だ！」
パパ　　　「うわ、“さだこ”だ！」
ママ　　　「え？」
よくみると…“さだこ”がまじってた。
おねえ　　「エヘヘ…“かお”がみえないように、やったの。」
ママ　　　「“さだこ”だ…」
パパ　　　「きっとくる～♪　きっとくる～♪」
おにい　　「“て”をあげろ！」
ママ　　　「あ、そうだった。」
おとうと　「…」
ママ　　　「“まえ”がみえてないヒトがいる！」
パパ　　　「お～い、だいじょうぶか～？」
おとうと　「あぁ～！…ぁぁ（泣）」
“さだこ”と“でかぼうし（帽子）”のせいで、“ごうとうだん”は…バラバラ。
“ごうとう”にとって、だいじなことは“かお”をかくすこと…らしい。

運動会の練習

おねえちゃんは、はじめての“うんどうかい”で…はりきっている。
おうちでも、“れんしゅう”をしてる。
おねえ　「はい、これくらい…“かた（肩）”ぐらい、ひらいて！」
ぼく　　「こう？」
おねえ　「ちがう！　これぐらい！」

おねえちゃんの“しどう（指導）”にも、“ねつ（熱）”がはいる。
え、なんの“れんしゅう”かって？
“じゅんびうんどう”の…“れんしゅう”だって。
おねえ　「１、２、３、４…」
ぼく　　「１、２、３、４…」
おねえ　「ちがう！　５、６、７、８っていうの！」
ぼく　　「はい！」
おねえ　「１、２、３、４…」
ぼく　　「５６７８！」
おねえ　「はやすぎ！」
ぼく　　「…」
“じゅんびうんどう”って、むずかしい…