running diary

マラソンやロードレースの大会記録や練習で感じたことを徒然なるままに記しております。

第11回歴史街道丹後ウルトラマラソン

2011-09-19 23:49:45 | Weblog
9月11日(日)、丹後ウルトラに向けて40km走をしていたところ、上佐曽利から楊津小学校へ抜ける下り坂で不覚にも転倒。下り坂でペースが上がっていたところにアスファルトの亀裂による凹凸に足を引っかけ、転倒した際に左手を付いて一回転したために、左手首を捻り骨折。最初は捻挫かと思っていたので医者にも行かず湿布を貼って治療していたが、腫れが引かないこともあり医者に行ったところ「骨折です」と言われギプスをされる。9月18日のウルトラマラソンに出場したい旨を告げると「走ってもいいけど、汗をかくので相当臭くなるよ」と言われ、出場を決意する。(医者に何と言われようが出場していたような気もするが…)
9月18日(日)朝4時30分にtenさんと大将が迎えにきてくれる。三田西から舞鶴自動車道で福知山へ。そこから北上し一路久美浜へ。7時頃到着。久美浜に着くと100㎞のランナーが集団で通過していく。100㎞のランナーにとって20㎞地点なのでまだまだ元気だ。
すぐに支度をするが、ギプスを付けた手でゼッケンを付けるのにイライラする。トイレを済ませスタート地点へ。スタート地点では徳光さんと坂本さんのトーク。そしてカウントダウンして9時スタート。天候は晴れ。少し蒸し暑い。
0㎞- 5㎞ 24:19
ゆっくり目の入りを心がける。小天橋の橋を渡りしばらく右手に久美浜湾を見て走る。
5㎞-10㎞ 24:11
私設エイドの梨をほおばりながら走る。冷えてはいないがおいしい。
夕日が浦を過ぎ山に入っていくところの道が変わっていた。
10㎞-15㎞ 26:03
何回かのアップダウンを経て七竜峠へ。展望台のところで地元のケーブルテレビのインタビューを受ける。左手のギプスを見て食いついたのだろう。その後も応援の人たちや他のランナーからも「手、どないしたん?」「骨折してんのにがんばりはるね~」との励ましの声を多数いただきました。コスプレやかぶり物と同じぐらい目を引いたかもしれない。
七竜峠を下ってなだらかな上りに入るところ(20㎞地点)で前にピンク色のランシャツが目に飛び込んできた。どこかで見たランニングフォームだ。やっぱりO川さんだ。声をかけて追いぬく。ちょうどオールスポーツの撮影ポイントだったので、ひょっとしたら一緒に写っているかも…。と思っていたら時計を押し忘れる。
浅茂川漁港へ下り、うどんを食べコーラを飲む。このコーラが旨い。首に水をかぶり、歩を進める。網野北小学校横を通り過ぎ、畑の丘を越える。
15㎞-25㎞ 58:29
あじわいの里までの長いなだらかな上り坂、歩いている100㎞のランナーが連なっている。あじわいの里でパンを食べ弥栄町役場へ急ぐ。
25㎞-30㎞ 34:08
100㎞のランナーを抜きつつあしぎぬ温泉を過ぎ、ようやく弥栄町役場に到着。梨、ぶどう、ばら寿司、コーラなどを片っ端から食べたり飲んだりし、体育館で着替える。隣で着替えていた岡山から来た100㎞のランナーと話をする。初の100㎞だそうだが、完走は難しそうな話をしていました。でも、頑張ってほしい。完走できたかな?
30㎞-35㎞ 51:44 
不自由な左手で着替えに手間取ったのもあるが、長い休憩を取ったため足が復活する。60㎞のランナーを次々抜いていく。ここから広々とした田園風景の中走っていると、スピード感もなく、長く感じる。
35㎞-40㎞ 29:33
橋を渡り国道に戻り、しばらくして右折し田圃の中のエイドまで走る。そこで横になっているランナーが何人かいた。自分は水をかぶって先へ進む。100㎞のランナーとはここで一旦お別れだ。ここからしばらくは周りにいるのはすべて60㎞のランナーということになる。しばらく行ったところでひとりの女子ランナーを抜く。このランナー(MRCのKさん)とはこの後何度も会うことになる。自分がエイドで休憩している間に、彼女が先に行き、また自分が追いついて追い越すといったことがゴールまで続くことになる。
40㎞-45㎞ 29:20
てんきてんき丹後までのコースが少しショートカットされていた。丹後庁舎のエイドで地元の高校生、いけめんサッカー部員にマッサージをしてもらう。まじめに丁寧にしてくれたし、マッサージ中のドリンクサービスもしてくれて王様の気分になれました。有り難う高校生諸君!
ここからゴールまで約13㎞。後一踏ん張りがんばるぞ!
ここからは100㎞のランナーとまた一緒になる。とにかく前のランナーに追いつくことを目標に歩を進める。
45㎞-50㎞ 35:12
三津小学校でおしるこを食べ水をかぶり峠を登り切る。Kさんは給水を取らず先へ進んだようだ。彼女の走りは本当にねばり強い。確実にイーブンペースを保っているという感じだ。下りきったところの信号の手前でKさんを発見して、追いつこうとしたが信号に阻まれてしまった。
50㎞-55㎞ 28:59
琴引浜のエイドを過ぎビックリ!コースが変わっている。てんきてんき丹後直前のショートカットの分なのかどうか、上る距離が長くなっている。ここは我慢してとにかく上る。最後の上りを登り切れば後は下りと平坦のみ。
下りきって、離湖の湖岸を通り、あと2㎞の標示が見えるとともにKさんの姿も捉えた。そして追いぬく。「ラストスパートですか?」と声をかけてくれたので、「そうです!」と答えて通り過ぎる。その手前もあって、直後の網野北小学校のエイドはパスして、ひたすらゴールを目指す。そこから5人ぐらいは60㎞のランナーを追い越すが、最後のひとりは手前300mで気付かれ逃げられてしまった。
そして、ゴール。ようやく終わった。
55㎞-60㎞ 27:19  6時間9分19秒
一昨年の5時間26分には全く及ばなかったが、左手首骨折にもかかわらず完走できたことが嬉しかった。