12月10日
アドベントカレンダーの“10”の数字は、
二階の小さな窓にありました。
窓を開けると…
クマのぬいぐるみ!
12月6日に現れた、聖ニコラウスが置いていったのでしょうか。
いよいよご紹介できるクリスマス・グッズが底をついてきました。(笑)
今日は、ありきたりですが、クリスマスのCDです。
CDのタイトルは
“Weihnachts-Gala der Wertstars”
直訳すると“クリスマス・ガラ 世界のスター”
ということになり、ヘンテコですが、
“世界のスターによるクリスマス・コレクション”といったところでしょうか。
(これもやはり、センスのない訳ですが…^^;)
写真を見ていただくと、おわかりになると思いますが、
ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティ
という世界の三大テノールの名前があり、
また、キリ・テ・カナワ、ジェシー・ノーマン、キャスリーン・バトルや、
アルベルト・フォン・カラヤン、ウィーンフィル、ベルリンフィル…
と、まさに世界的スターの豪華競演!
曲は“オー・ホリー・ナイト”、“もみの木”、“アヴェ・マリア”、
“きよしこの夜”、“主よ人の望みよ喜びよ”、“ハレルヤ”など。
これを聞くと、クリスマスムードは否が応でも高まります~。
なので、わが家では、クリスマスツリーの飾りつけをするときに、
このCDをBGMにしています。
たぶん、25日にローストチキン(丸鶏)を焼くときにも、
このCDが、かかっているかも。(笑)
ところで、余分な話ですが、
私の子どものころのクリスマスの思い出など、話してみようと思います。
まだ、幼稚園に通っていたころだったでしょうか、
母にサンタクロースはどうやって家の中に入るのか、聞いたことがあります。
当時住んでいたのは社宅の団地の4階でした。
もちろん煙突などありません。
母は答えに窮したようで、苦し紛れにこんなふうに答えました。
「サンタさんは、玄関のドアに鍵がかかっていても、
どんなわずかな隙間からでも、中に入れる。」
…これを聞いた私は、
サンタクロースって、煙り(もしくはオバケ)のような存在で、
自由に身体の形を変えられるんだ!と驚きました。(笑)
そうして、その年のクリスマスの朝、私の枕元に置かれていたプレゼントは
24色の色鉛筆と、サンタのブーツに入ったお菓子でした。
絵を描くのが好きだった私は、いつも12色の色鉛筆を使っていたので、
24色の色鉛筆は憧れでした。
本当に夢のようなプレゼントに、胸が躍ったのを覚えています。
今、母となった私は、やはり、子どもたちから
「サンタさんはどうやって家の中にはいるの?」という質問をされます。
私の答えはこうです。
「サンタさんはどんな家の鍵でも開けられる、不思議な鍵を持っているのよ」
Q 「サンタさんはどうして夜、寝ている間に来るの?」
A 「子どもと会うのが恥ずかしいからじゃないかな」
Q 「サンタさんはどうして、わたしが欲しいものがわかるの?」
A 「サンタさんは子どもの心がわかる不思議な力をもっているのよ」
Q 「サンタさんは一人で世界中の子どもにプレゼントを配るの?」
A 「サンタさんには、プレゼントを配るお手伝いをしてくれる仲間が
大勢いるんだと思う」
Q 「サンタさんは何歳までプレゼントをくれるの?」
A 「子どものうちだけ。大きくなって、大人になってきたらもらえなくなるよ
お母さんもそうだったのよ」
本当はうちの子どもたちも、
サンタクロースの正体を知っているのかもしれません。
でも、正面きって聞かれるまでは、
上のように答え続けようと思います。
子どもたちはクリスマス前になると、
サンタさんへ手紙に、欲しいものを書きます。
そして、24日の夜、子ども部屋の机の上に、
その手紙と、サンタさんへのお菓子を置いて眠ります。
翌朝、手紙とお菓子はなくなっていて、かわりにプレゼントが置かれている
…という訳です。
うちに来るサンタクロースは
必ずしも、子どものリクエスト通りのプレゼントをくれるわけではありません。
でも。
子どもたちは、意外なプレゼントに驚きつつも、
何日かすると、こう言うのです。
「どうしてサンタさん、私がこれを欲しいこと、わかったんだろう。
本当は、これが欲しかったんだ~!」
サンタクロースのプレゼントには、
子どもの心にはたらく、魔法がかけられているのかもしれませんね。
※ Q&Aの、私の答え(A)には
『サンタクロースって ほんとに いるの?』という福音館書店の絵本の影響が、
もしかしたら、あるかもしれません。
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