12月に入って、もう1週間以上が経ちました。
師走といいますが、
何かと気ぜわしく、時間が過ぎるのが早く感じられます。
日が短くて、暗くなるのが早いので、
あっという間に一日が終わってしまうように思えるからでしょうか。
12月1日から開けてきたアドベントカレンダー。
クリスマスまではなんとか毎日ブログを更新して、
見てくださっている皆さまと、
窓を開ける楽しみを共に味わいたいと思っています。
今日は“8”の窓を開ける日です。
その窓(扉)は雪の積もった地面にありました。
あら?
飛び出してきたのは何でしょう。
ジャバラが付いているので、びっくり箱の仕掛け人形かもしれませんね。
この扉を開けたうちの子どもは「?」という顔をしていました。(笑)
今日はドイツのクリスマスのお菓子を紹介します。
最近は日本でも売られるようになりましたから、
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
シュトーレン(Stollen)です。
シュトーレンは“坑道”という意味で、長い山の形をしていて、
上に雪にみたてた粉砂糖をかけてあります。
これを1センチくらいの厚さに切っていただきます。
日本人がイメージするクリスマスケーキは、
生クリームでデコレーションされた円形のものだと思いますが、
このシュトーレンはデコレーションケーキではなく、
いわゆる焼き菓子です。
ドライイーストを発酵させて作るから、パンといった方が近いかな?
中にはレーズン、オレンジピール、プルーン、
チェリーやイチジクの砂糖漬けなどのドライフルーツと、
クルミやアーモンドのナッツ類が入っています。
わが家は毎年シュトーレンを
近所のケーキ屋さんに注文して買っています。
今回、ブログでご紹介するにあたって、
切り分ける前に写真を撮っておくべきでしたが、切ってから気が付いたので、
代わりにシュトーレンの全体像が載っている本をご紹介します。
東京書籍 『ドイツお菓子物語』 曽我尚美 文
この本にはこう書かれています。
<ドイツ人のシュトレンに寄せる心は、
日本人の正月時期の“餅”に対する感傷と似ているのではないかと思う。
たとえば、遠くにいるわが子に母親がシュトレンを焼いて送ってあげるとか、
送られたほうもこの時期に母親からのシュトレンは特別なもののようだ。>
シュトーレンには家庭によって違う“おふくろの味”があるようです。
この本にはシュトーレンの詳しい作り方が書いてありますが、
私はチャレンジしたことはありません。^^;
シュトーレンは日本のクリスマスケーキと違って、
アドベント(クリスマスの4週間前)に入ったら
いつでも食べられます。
わが家では昨日、今年初めてのシュトーレンをいただきました。
シュトーレンは日持ちがするためにでしょうか、甘みが強いので、
濃いコーヒーがよく合います。
皆さんもご一緒に、さあ、召し上がってね。
(ブラックコーヒーがお好みの方、ごめんなさい。ミルクをいれちゃいました)
にほんブログ村に参加しています。
よかったら、いずれかのバナーをクリックおねがいします。
いつもありがとうございます。
コメント一覧
れびっと
れびっと
ブルーキトン
ビン子
最新の画像もっと見る
最近の「クリスマスのお話」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事