幕末掃苔屋 公式ブログ

幕末掃苔屋のブログです。掃苔録不定期更新中。ご意見、ご感想はご自由にどうぞ。

講演のお知らせ

2011年09月22日 | お知らせ

二つの講演情報をいただきましたので、ご紹介します。


10月1日(土)、古写真研究家の森重和雄さんが第38回江戸史談会にてご講演されます。
演題は「和宮の写真の真実など」で、森重さんが『歴史通』に連載中の「古写真探偵」で取り上げ大きな話題となった、和宮と言われる写真の真実について詳しく語ります。
以下、開催概要です。
日時:10月1日(土) 16:00より   
会場:春廼舎(新宿区荒木町8 根本ビル1F)
会費:4000円(講演後の懇親会費込み)  
詳細は春廼舎のホームページか森重さんのブログをご覧下さい。共に左のブックマークから行けます。


10月2日(日)、釣洋一先生が日野新選組同好会とあさぎの会共催の公開例会でご講演されます。
演題は「津波に襲われた歳三海道」で、宮古湾の海戦と土方歳三について語ります。
参加費1000円は全額、全国新選組サミットIN宮古実委に寄付されるとのことです。
釣先生の講演の後には童門冬二先生のご講演「師弟 幕末~ここに志あり」が開催されます。
なお定員は60名ということです。
以下、開催概要です。
日時:10月2日(日)13:30より
釣洋一先生のご講演は14:00から15:00
会場:七生福祉センター(高幡不動駅徒歩7分)
参加費:各回1000円(どちらも受講の方は1500円。参加費の全額を全国新選組サミットIN宮古実委に寄付)
詳細は日野新選組同好会公式ホームページをご覧下さい。


Webサイト「幕末掃苔屋」を作りました

2011年09月19日 | お知らせ

幕末掃苔屋こと河内貞芳が、これまでに訪れてきた日本全国の墓と史跡を紹介するWebサイト「幕末掃苔屋」を作りました。
はじめてのWebサイト作りだったので、やたらと時間はかかるわ、なかなか思ったように表示されないわ、と参りました。
まだ思ったように表示できていない部分もあるのですが、今の私には解決できそうにないので、おいおい直していければと思います。

Webサイトの内容は、「幕末掃苔録」「侍たちの警視庁・川路大警視追っかけ旅行記」「幕末の丹南藩」「探墓巡礼顕彰会」にする予定です。
「幕末の丹南藩」と「探墓巡礼顕彰会」はまだ制作途中で、お見せできるものでないのですが、「幕末掃苔録」と「侍たちの警視庁・川路大警視追っかけ旅行記」では、私がこれまでに訪れてきた沢山の墓と史跡を紹介しています。
まだまだ途中段階で至らない点もたくさんありますが、ご覧いただければ幸いです。

幕末掃苔屋Webサイト
http://kawachisoutai.chu.jp
当ブログの左にあるブックマークからも行けます。



桝田道也先生の「いつもどこかで刃乱万丈」

2011年09月06日 | その他

本日、超娯楽ヒストリーマガジン『歴史魂』のVol.4が発売されたので、さっそく買ってきました。
目当ては桝田道也先生連載の刀漫画「いつもどこかで刃乱万丈」です。
Vol.2の童子切安綱と同田貫、Vol.3の村正に続き、今回取り上げられたのは虎徹でした。
ギャグ漫画ではありますがとても興味深い話だったので、天然理心流を学んでいる友達にもぜひ教えたいと思いました。

桝田先生は紙媒体だけでなく、電子書籍でも新作の歴史漫画を発表されています。
7月に第一話が発表された「ダブルタイガー」は、加藤清正と藤堂高虎を描いた作品です。長編大河漫画となることを期待してしまいます。
8月には私が桝田先生に惚れ込んだきっかけである「どっからみても波瀾万城」の続編が発表されました。第一弾では飫肥城が取り上げられています。
9月には揚座敷に入れられた囚人のジレンマを描いた「牢人の背律」が発表されました。

その他にもかつて歴史漫画雑誌に掲載された「登り狂い武蔵」「どっからみても波瀾万城」「はぐらかし京伝」「お見通し保己一」が電子書籍として販売中です。
いずれもお求め易い価格なので、私はすべて購入しました。
私の中では「どっからみても波瀾万城」が最高傑作なのは変わりありませんが、「登り狂い武蔵」の面白さも半端なかったです。
笑いあり味わいありウンチクありの桝田先生の歴史漫画をたくさん読めて、嬉しい夏でした。

※写真は『歴史魂』Vol.3でアンケートを送ったら当たった「さや侍」オリジナル音声ストラップ


谷中散歩と「森重さんを励ます会」

2011年09月04日 | イベント

谷中霊園に行ってきました。
二年前に竜泉に引っ越してからは、谷中霊園には毎月数回訪れるようになりました。
はじめの頃は訪れる度に新発見がありましたが、近頃ではめっきり減りました。
その代わり、広い霊園内の各地にたくさんの顔馴染みの猫ができました。
猫を一通り撫で回ったあと、霊園からほど近い場所にある『愛玉子』に寄り、愛玉子をいただきました。
愛玉子はオーギョーチーと読み、ゼリーのような台湾のデザートです。
十年ぶりくらいに訪れましたが、数十年間何も変わっていなさそうな店内の雰囲気が心地良かったです。

その後、幕末酒場・新選組屯所/春廼舎で開催された「森重さんを励ます会」に顔を出してきました。
古写真研究家として活躍の幅をグッと拡げつつある森重さんの新たな門出を祝うため、たくさんの歴史研究家や歴史好きが集まり、店は超満席でした。
森重さんはこの会の直前まで大村、諫早、佐賀、長崎、武雄、出水、いちき串木野、鹿児島、京都、名古屋を巡る長い調査旅行をしていたそうです。
長崎では、寺の裏山にある「お墓の迷宮(ラビリンス)」で熱中症になりかけながら墓を探し求めたとのこと。
なんとか無事に掃苔を行い、迷宮から脱出した後に飲んだ生ビールの味は一生忘れられないと言ってました。
私も同じような経験があるので、シンパシーを感じました。

顔馴染みの方々がたくさんいらっしゃっていたので、とても楽しい時間を過ごすことができました。

※写真は谷中霊園に住む顔馴染みの猫