幕末掃苔屋 公式ブログ

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桝田道也先生の「いつもどこかで刃乱万丈」

2011年09月06日 | その他

本日、超娯楽ヒストリーマガジン『歴史魂』のVol.4が発売されたので、さっそく買ってきました。
目当ては桝田道也先生連載の刀漫画「いつもどこかで刃乱万丈」です。
Vol.2の童子切安綱と同田貫、Vol.3の村正に続き、今回取り上げられたのは虎徹でした。
ギャグ漫画ではありますがとても興味深い話だったので、天然理心流を学んでいる友達にもぜひ教えたいと思いました。

桝田先生は紙媒体だけでなく、電子書籍でも新作の歴史漫画を発表されています。
7月に第一話が発表された「ダブルタイガー」は、加藤清正と藤堂高虎を描いた作品です。長編大河漫画となることを期待してしまいます。
8月には私が桝田先生に惚れ込んだきっかけである「どっからみても波瀾万城」の続編が発表されました。第一弾では飫肥城が取り上げられています。
9月には揚座敷に入れられた囚人のジレンマを描いた「牢人の背律」が発表されました。

その他にもかつて歴史漫画雑誌に掲載された「登り狂い武蔵」「どっからみても波瀾万城」「はぐらかし京伝」「お見通し保己一」が電子書籍として販売中です。
いずれもお求め易い価格なので、私はすべて購入しました。
私の中では「どっからみても波瀾万城」が最高傑作なのは変わりありませんが、「登り狂い武蔵」の面白さも半端なかったです。
笑いあり味わいありウンチクありの桝田先生の歴史漫画をたくさん読めて、嬉しい夏でした。

※写真は『歴史魂』Vol.3でアンケートを送ったら当たった「さや侍」オリジナル音声ストラップ