12月23日(木 祝日)15時30分より、江戸史談会の第32回例会にて講演させていただくこと
になりました。
テーマは「侍たちの警視庁」です。
たくさんの墓・史跡写真をご紹介しながら、創成期の警視庁を彩った警視庁の侍たちを紹介
します。
会場は釣洋一先生のお店「春廼舎(幕末酒場・新選組屯所)」です。場所は新宿区荒木町8
根本ビル1Fです。
会費は、講演後の懇親会費込みで4000円です。
当日参加も歓迎しますが、場所等不安な方は下記へご連絡下さい。
申込み・連絡先
〒160-0007東京都新宿区荒木町8-1根本ビル 春廼舎内
江戸史談会事務局
Tel.03-3350-3732(18:00~24:00 日曜休)
講演の内容
「本国、なお武士あり。しかるにこれを廃して用いざるは失政の極みと云ふべし」
初代大警視となる川路利良の建言により、警視庁の警察官は武士階級より募られることが決
まりました。
明治五年の邏卒配置から明治十五年の警視庁再設置後までの十年間。
「百鬼夜行の時代」を彩る怪しくも魅力的な警視庁の侍たちを訪ね、46都道府県を飛び回っ
てきました。
掃苔してきた以下の人物の中から、特に興味深い人物を選び、その事跡と史跡を紹介します。
東京都(墓の場所)
樺山資紀 大警視 三代目大警視
安藤則命 中警視 川路の遺志を継ぐ薩派の雄
佐和正 権中警視 脱走犯から警視庁幹部へ
国分友諒 少警視 西郷復職に熱中した川路の対抗馬
三間正弘 権少警視 河井継之助を補佐した長岡の雄
太田時敏 二等少警部 稲造に「武士道」を示した南部武士
ガンベグロス 警視庁顧問 月給三百五十円のお雇い外国人
石井邦猷 権中警視 大警視になれなかった最高権力者
檜垣直枝 少警視 牢獄で維新を迎えた土佐勤王党
江口高確 権少警視 横井小楠、勝海舟の弟子
石原近義 権少警視 大久保利通の義弟
前田元温 権少警視 名医の警視
松岡萬 一等警視属 辻斬りを習慣とする鉄舟門下
川畑種長 大警部 田原坂に凱歌を響かせた川路の義兄
安村治孝 大警部 西郷を生捕りにせんとした警部
山下房親 大警部 西郷と川路の間で苦悩する男
園田安賢 大警部 抜刀隊長から警視総監へ
上田良貞 一等大警部 抜刀隊を発起した剽悍な薩摩隼人
小野田元 二等大警部 パリを見てきた川路の後継者
川路利行 三等大警部 勇猛果敢な川路本家十代目
金井允釐 一等中警部 ワッパ騒動の指導者
川路利暱 一等中警部 川路大警視の弟
新納竹之助 十二等出仕 薩摩スチューデント
内村直義 二等中警部 田原坂の会津武士たち
松平義生 一等少警部 兄弟そろって警視庁に出仕した大名
夏目直克 八等警視属 夏目漱石の父
安楽兼道 二等少警部 東獅子と呼ばれた警部
谷口四郎兵衛 二等少警部 五稜郭帰りの新選組隊士
室田景辰 三等少警部 警察手眼を実践した薩摩隼人
谷豊栄 三等少警部 吉原で心中した警察官
堀親広 権少警部 飯田藩当主
小出英尚 権少警部 兄弟そろって警視庁に出仕した大名
赤塚武盛 権少警部 警視庁の英雄となった会津武士
寺本義久 警部補 殉職第三号となった模範警察官
井上正順 警部補 岳父は徳川斉昭
月形潔 巡査隊隊長 樺戸集治監の名典獄
得能関四郎 護衛掛 フロックコートを着た凄腕の護衛
川合好直 二等巡査 思案橋の凶刃に殉ず
下江秀太郎 四等巡査 朱鞘を許された北辰一刀流の天才
沖田芳次郎 巡査 沖田総司の甥
赤井景韶 巡査 巡査転じて自由党壮士となる
三浦文治 巡査 加波山
美濃部戌行 巡査 古今亭志ん生の父
安立綱之 警部試補 国分三兄弟の末弟
樋口則義 警視局雇 樋口一葉の父
川路利恭 少警部 川路利良の娘婿
千葉束 警部補 千葉佐那の後継者
逸見宗助 巡査 破邪顕正 警視庁最強の剣士
酒井孫八郎 不明 服部半蔵家の兄弟
鹿児島県
久木村治休 三等中警部 リチャードソンを斬った薩摩隼人
中原尚雄 二等少警部 西南戦争の引き金となった男
黒川濤五郎 不明 西南戦争で惨殺された元警視官
祇園洲慰霊塔
泰平寺官修墳墓
熊本県
七本官軍墓地
宇蘇浦官軍墓地
小峰忠霊搭
高瀬慰霊塔
八代魂碑
宮崎県
細島官軍墓地
長崎県
佐古招魂社
大分県
篠澤虎之助 一等巡査 阿蘇に散った白虎隊隊士
大分市護国神社警察官墓地
佐伯招魂所
福岡県
綿貫吉直 少警視 天道に愛されし柳川の豪傑
山口県
林三介 権少警視 庁内長州派の長
鳥取県
松田秀彦 二等巡査 大久保利通暗殺計画に関わった武芸者
高知県
丁野遠影 権中警視 詩を能くする山内家の側近
植松直久 十一等出仕 警視庁の名文家
大坂府
高崎親章 二等少警部 私学校党に父を殺された警部
真田山旧陸軍墓地
京都府
田辺良顕 少警視 柴田勝家を敬慕する福井の侍
菊池三渓 御用掛 詩と戯文を能くする漢学者
和歌山県
村野山人 巡査 乃木神社建立に私財を投じた薩摩人
石川県
浅井寿篤 四等巡査 大久保内務卿暗殺犯に元巡査あり
富山県
佐渡賢隆 不明 適塾門下生
新潟県
池田九十郎 二等少警部 江川塾に学んだ長岡の俊才
愛知県
町田武須計 不明 立見鑑三郎の兄
服部半蔵 不明 服部半蔵家の兄弟
静岡県
今井信郎 一等中警部 龍馬を斬ったとされる男
神奈川県
渥美友成 権少警視 松平春嶽の側近
杉浦佐伯 二等少警部 歴戦の会津武士
追浜官軍墓地
久保山墓地
茨城県
菊池剛蔵 不明 大老暗殺!生き延びた桜田烈士
栃木県
大山巌 大警視 二代目大警視
群馬県
村山具膽 権大警部 桐野利秋を感動させた勇士
福島県
佐川官兵衛 一等大警部 「鬼」と呼ばれた会津藩家老
柴五三郎 巡査隊隊長 「芋征伐」に燃える柴四兄弟の次兄
海老名季昌 警部 パリ帰りの会津藩家老
藤田五郎 警部補 複数の名を持つ新選組副長助勤
飯沼源八 警部補 白虎隊・飯沼貞吉の兄
窪田重太 巡査 父は禁門の変に、自らは西南の役に殉ず
池上四郎 巡査 大坂の父と呼ばれた会津武士
大桶弘蔵 三等巡査心得 仇討に燃える二本松の少年
山形県
本間耕曹 二等中警部 大富豪警部
千坂高雅 少警視 大久保利通に愛された才子
宮城県
細谷十太夫 一等少警部 からす組を率いた仙台の怪傑
金成善左衛門 一等少警部 星恂太郎の義兄
葦名盛景 三等少警部 額兵隊総督
伊達宗亮 三等少警部 榎本、土方と談判した仙台藩の執政
秋田県
竹貫千萬雄 四等巡査 赤報隊・竹貫三郎の弟
岩手県
田村崇顕 御用掛 仮親は伊達慶邦
新渡戸七郎 巡査隊隊長 新渡戸稲造の兄
青森県
杉山龍江 一等少警部 石田三成の子孫
北海道
丹羽五郎 二等少警部 家禄千石から月給二円五十銭の邏卒へ
川路利良 追っかけ旅行記
皆様のご参加お待ちしております。
になりました。
テーマは「侍たちの警視庁」です。
たくさんの墓・史跡写真をご紹介しながら、創成期の警視庁を彩った警視庁の侍たちを紹介
します。
会場は釣洋一先生のお店「春廼舎(幕末酒場・新選組屯所)」です。場所は新宿区荒木町8
根本ビル1Fです。
会費は、講演後の懇親会費込みで4000円です。
当日参加も歓迎しますが、場所等不安な方は下記へご連絡下さい。
申込み・連絡先
〒160-0007東京都新宿区荒木町8-1根本ビル 春廼舎内
江戸史談会事務局
Tel.03-3350-3732(18:00~24:00 日曜休)
講演の内容
「本国、なお武士あり。しかるにこれを廃して用いざるは失政の極みと云ふべし」
初代大警視となる川路利良の建言により、警視庁の警察官は武士階級より募られることが決
まりました。
明治五年の邏卒配置から明治十五年の警視庁再設置後までの十年間。
「百鬼夜行の時代」を彩る怪しくも魅力的な警視庁の侍たちを訪ね、46都道府県を飛び回っ
てきました。
掃苔してきた以下の人物の中から、特に興味深い人物を選び、その事跡と史跡を紹介します。
東京都(墓の場所)
樺山資紀 大警視 三代目大警視
安藤則命 中警視 川路の遺志を継ぐ薩派の雄
佐和正 権中警視 脱走犯から警視庁幹部へ
国分友諒 少警視 西郷復職に熱中した川路の対抗馬
三間正弘 権少警視 河井継之助を補佐した長岡の雄
太田時敏 二等少警部 稲造に「武士道」を示した南部武士
ガンベグロス 警視庁顧問 月給三百五十円のお雇い外国人
石井邦猷 権中警視 大警視になれなかった最高権力者
檜垣直枝 少警視 牢獄で維新を迎えた土佐勤王党
江口高確 権少警視 横井小楠、勝海舟の弟子
石原近義 権少警視 大久保利通の義弟
前田元温 権少警視 名医の警視
松岡萬 一等警視属 辻斬りを習慣とする鉄舟門下
川畑種長 大警部 田原坂に凱歌を響かせた川路の義兄
安村治孝 大警部 西郷を生捕りにせんとした警部
山下房親 大警部 西郷と川路の間で苦悩する男
園田安賢 大警部 抜刀隊長から警視総監へ
上田良貞 一等大警部 抜刀隊を発起した剽悍な薩摩隼人
小野田元 二等大警部 パリを見てきた川路の後継者
川路利行 三等大警部 勇猛果敢な川路本家十代目
金井允釐 一等中警部 ワッパ騒動の指導者
川路利暱 一等中警部 川路大警視の弟
新納竹之助 十二等出仕 薩摩スチューデント
内村直義 二等中警部 田原坂の会津武士たち
松平義生 一等少警部 兄弟そろって警視庁に出仕した大名
夏目直克 八等警視属 夏目漱石の父
安楽兼道 二等少警部 東獅子と呼ばれた警部
谷口四郎兵衛 二等少警部 五稜郭帰りの新選組隊士
室田景辰 三等少警部 警察手眼を実践した薩摩隼人
谷豊栄 三等少警部 吉原で心中した警察官
堀親広 権少警部 飯田藩当主
小出英尚 権少警部 兄弟そろって警視庁に出仕した大名
赤塚武盛 権少警部 警視庁の英雄となった会津武士
寺本義久 警部補 殉職第三号となった模範警察官
井上正順 警部補 岳父は徳川斉昭
月形潔 巡査隊隊長 樺戸集治監の名典獄
得能関四郎 護衛掛 フロックコートを着た凄腕の護衛
川合好直 二等巡査 思案橋の凶刃に殉ず
下江秀太郎 四等巡査 朱鞘を許された北辰一刀流の天才
沖田芳次郎 巡査 沖田総司の甥
赤井景韶 巡査 巡査転じて自由党壮士となる
三浦文治 巡査 加波山
美濃部戌行 巡査 古今亭志ん生の父
安立綱之 警部試補 国分三兄弟の末弟
樋口則義 警視局雇 樋口一葉の父
川路利恭 少警部 川路利良の娘婿
千葉束 警部補 千葉佐那の後継者
逸見宗助 巡査 破邪顕正 警視庁最強の剣士
酒井孫八郎 不明 服部半蔵家の兄弟
鹿児島県
久木村治休 三等中警部 リチャードソンを斬った薩摩隼人
中原尚雄 二等少警部 西南戦争の引き金となった男
黒川濤五郎 不明 西南戦争で惨殺された元警視官
祇園洲慰霊塔
泰平寺官修墳墓
熊本県
七本官軍墓地
宇蘇浦官軍墓地
小峰忠霊搭
高瀬慰霊塔
八代魂碑
宮崎県
細島官軍墓地
長崎県
佐古招魂社
大分県
篠澤虎之助 一等巡査 阿蘇に散った白虎隊隊士
大分市護国神社警察官墓地
佐伯招魂所
福岡県
綿貫吉直 少警視 天道に愛されし柳川の豪傑
山口県
林三介 権少警視 庁内長州派の長
鳥取県
松田秀彦 二等巡査 大久保利通暗殺計画に関わった武芸者
高知県
丁野遠影 権中警視 詩を能くする山内家の側近
植松直久 十一等出仕 警視庁の名文家
大坂府
高崎親章 二等少警部 私学校党に父を殺された警部
真田山旧陸軍墓地
京都府
田辺良顕 少警視 柴田勝家を敬慕する福井の侍
菊池三渓 御用掛 詩と戯文を能くする漢学者
和歌山県
村野山人 巡査 乃木神社建立に私財を投じた薩摩人
石川県
浅井寿篤 四等巡査 大久保内務卿暗殺犯に元巡査あり
富山県
佐渡賢隆 不明 適塾門下生
新潟県
池田九十郎 二等少警部 江川塾に学んだ長岡の俊才
愛知県
町田武須計 不明 立見鑑三郎の兄
服部半蔵 不明 服部半蔵家の兄弟
静岡県
今井信郎 一等中警部 龍馬を斬ったとされる男
神奈川県
渥美友成 権少警視 松平春嶽の側近
杉浦佐伯 二等少警部 歴戦の会津武士
追浜官軍墓地
久保山墓地
茨城県
菊池剛蔵 不明 大老暗殺!生き延びた桜田烈士
栃木県
大山巌 大警視 二代目大警視
群馬県
村山具膽 権大警部 桐野利秋を感動させた勇士
福島県
佐川官兵衛 一等大警部 「鬼」と呼ばれた会津藩家老
柴五三郎 巡査隊隊長 「芋征伐」に燃える柴四兄弟の次兄
海老名季昌 警部 パリ帰りの会津藩家老
藤田五郎 警部補 複数の名を持つ新選組副長助勤
飯沼源八 警部補 白虎隊・飯沼貞吉の兄
窪田重太 巡査 父は禁門の変に、自らは西南の役に殉ず
池上四郎 巡査 大坂の父と呼ばれた会津武士
大桶弘蔵 三等巡査心得 仇討に燃える二本松の少年
山形県
本間耕曹 二等中警部 大富豪警部
千坂高雅 少警視 大久保利通に愛された才子
宮城県
細谷十太夫 一等少警部 からす組を率いた仙台の怪傑
金成善左衛門 一等少警部 星恂太郎の義兄
葦名盛景 三等少警部 額兵隊総督
伊達宗亮 三等少警部 榎本、土方と談判した仙台藩の執政
秋田県
竹貫千萬雄 四等巡査 赤報隊・竹貫三郎の弟
岩手県
田村崇顕 御用掛 仮親は伊達慶邦
新渡戸七郎 巡査隊隊長 新渡戸稲造の兄
青森県
杉山龍江 一等少警部 石田三成の子孫
北海道
丹羽五郎 二等少警部 家禄千石から月給二円五十銭の邏卒へ
川路利良 追っかけ旅行記
皆様のご参加お待ちしております。