幕末掃苔屋 公式ブログ

幕末掃苔屋のブログです。掃苔録不定期更新中。ご意見、ご感想はご自由にどうぞ。

最後の一関藩主

2010年06月22日 | 侍たちの警視庁
岩手県の一関に行ってきました。

JR東日本のびゅうプラザで、東京駅から岩手県一関駅までの
新幹線指定往復に昼飯がついて一万円という期間限定のお得なパックを
見つけたからです。

米沢や長野も、新幹線指定往復に昼飯がついたパックがありました。
いずれも日帰りですが、とてもお得な料金です。

すでに何度も訪れており、新たに所在が知れた墓を掃苔するためだけに行く
私のような人間には、日帰りで十分です。

今回の目的は一関藩主田村家の墓で、
一関駅から徒歩17分ほどの祥雲寺にあります。

最後の藩主・田村嵩顕は維新後に警視庁に入っています。
境内には田村記念館があり、拝観できます。
同墓地には、医学者の建部清庵の墓もありました。

岩手はここ二年で三回来ているので、今日は田村家の掃苔のあとは花巻に行き、
宮沢賢治ゆかりの地めぐりに集中しました。

花巻訪問は十年以上ぶりでしたが、改めて賢治人気が衰え知らずであることを感じました。