週末の土曜日、在宅の多くなった卆寿の老妻が地域の老人会のフラダンスの集まりに”いそいそ”と出かけて行った。コロナ禍で老人会でのカラオケ,童謡を歌う会など大声を出す会は中止になったが、フラダンス、輪投げ、ピクニックなどは隔週ながら参加人員は減ったが行っている。介護施設にお世話になる前のお年寄りの集いだ。
「老人タイムス」と銘打っていいる手前、マスメデイアのお年寄りのニュースが特に気になるものだ。今朝の購読紙産経新聞二面にも大きく五段見出しで「感染急拡大リスク警鐘 高齢者に重要対策要請」とあった。政府のコロナ対策文科会が學校の新学期、ゴールデンウイークを前にしてコロナ感染が3週間連続して前週の曜日を上回りオミクロン株も「BA~1」から感染力の強い「BA-2」へ置き換わりが始まっているため会合を開き尾身茂会長が政府に提言した。
東京では75歳以上の高齢者に対しては年千円出せば都内のバスと都営の地下鉄を無料で乗れるサービスがある。考えて見ると要介護3、身障者手帳の老生はこのコロナ禍の3年間、恩恵に浴していない。政府からの御達しはきちんと守り、警鐘には耳を傾ける。高齢者のワクチン接種率も高いと思うが、年寄は何をすべきなのか。