「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

改めて”come come everybodys"の時代

2022-04-01 09:38:00 | 2012・1・1
戦後すぐの時代(1946年―51年)NHKラジオ第一放送の午後6時から6時15分まで平川唯一先生の「come come Engrish」という人気の英会話の時間があったのを想い出した。テレビのなかった時代である。土曜、日曜の同じ時間帯ではお区民的なドラマ番組「鐘の鳴る丘」を放送していた時間帯である。どこの家庭の茶の間らかもこの番組のはじまりの曲,童謡「証城寺の狸 林」替え歌、”come come evrybody hw do you do and  how  are you" のメロデイが流れてきたものだ。

古くは「おしん」の時代から数々の名ドラマを放送しているNHKの朝の時間帯で2021年4月から、この「come come Englishi」の講師、平川唯一先生を主人公にしたドラマが4月8日まで放送されるが、その終わりに当って特別番組が組まれていた.。加齢からか連続ドラマは一貫してみられず、残念だったが、その理由の一つは主人公が戦前昭和、戦後、平成と同時代ではありながら、老生の体験した「come come English 」の匂いの強い焼け跡の東京ではなかったからではないからか。

ドラマ主人公二人の戦闘帽、モンペ姿のスチール写真が紹介されいたが、戦争中、長髪の男性はいなかった。ドラマの主題から見れば、時代考証に注意すべきだ。「come come English 」の時代はついこの間だと思っていたら、70年も昔になった。